今回は、常さんから許可を頂いてコメントを記事にさせて頂きました。
触れていいのか否か?(笑)
目覚めしセーニャのネタですね
ちなみに常さんには自由に書いちゃって下さいと伝えていますので、この記事はコメントありきで完成する予定です。
ご了承下さい。では楽しんで参りましょう!
鍵はメダル女学園の双子?
結論から言うと、
「プレイヤーは過ぎ去りし時を求めて初めて『ベロニカ』と出会ったのではないか」
という説になります。
鍵はメダ女の双子ちゃん、オラルとオレルの台詞。
「片方が死んだら残った方が死んだ方になる、そうすれば二人はずっと一緒」
まず、プレイヤーが冒険する世界とは別の時間の中で『ベロニカ』が死亡します。
そして残されたセーニャは彼女の服を着、言動をコピーして「ベロニカ」になります。
しかしこの「ベロニカ」はセーニャが成り代わっているものなので『ベロニカ』が使う呪文は使えません。
言わば「癒しの魔力を持つベロニカ」です。そして癒しの魔力を持つベロニカは時のオーブを破壊し過去へ向かいます。
向かった先はグレイグの手から逃れた主人公達がホムラの里を訪れる直前ぐらい、この時間のセーニャがベロニカの気配を感じて里を出た後、この時間の「炎の魔力を持つベロニカ」がデンダのアジトに捕らわれた上に魔力を奪われて小さくなってしまった頃。
主人公が過ぎ去りし時を求めた時は装備品(持ち物)と本人の強さ程度の誤差だった為過去の主人公にオーブを破壊した主人公が上書きされるだけで済みました。
しかし今回は
かたや子供の姿で魔力を失っている、
かたや大人の姿で癒しの魔力を持っている
そんな状態。
整合性を保つ為に片方の状態は消滅したのではないか。
(もしくはオーブを破壊した「ベロニカ」には勇者の力に匹敵する力が宿っていたものの完全に対等な力ではなかったが為に代償の様な感覚で魔力と積み重ねた時間が失われたか)
上記の理由の他何らかの原因でホムラの里の側に現れた「ベロニカ」からは魔力が失われ、身体も縮んでしまいます。
そして「ベロニカ」が現れた事でこの時間の、デンダのアジトに連れ去られた方の『ベロニカ』は主人公の時と同じ様に世界から消滅します。
ツボに封じ込められた炎の魔力を残して。
同時に「魔力を奪われ、子供の姿になりながらもデンダのアジトから逃げ出した(本当はオーブを破壊してホムラ周辺に現れただけの)ベロニカ」と「ベロニカの気配を感じて里を出てデンダのアジトに向かったセーニャ」の行き違いの図が出来上がります。
そして主人公、カミュと共にセーニャを探しに行って例の「魔力は戻ったのに姿が戻らない」イベントです。
ツボを開けたのはこの時間の『ベロニカ』ではなくオーブを破壊した「ベロニカ」。
ここで、「癒しの魔力を持つベロニカ」は本来のベロニカの、炎の魔力を得る訳です。
この「ベロニカ」は『ベロニカ』の死後ベロニカとして振る舞うセーニャが時のオーブを破壊してやって来た存在です。
過ぎ去りし時を求めた動機はひとえにベロニカに会う事だったと考えられます。
ですが、『ベロニカ』は消えてしまった。
その事に気付いた「ベロニカ」はどうするか。
なるべく自分が経験してきた過去を変えない様に、それでいてこの時間のセーニャが『ベロニカ』から一人立ち出来る様に振る舞うのではないでしょうか。
同じ轍を踏ませない為に。
その結果の
「約束して、あたしが居なくなってもひとりで生きて行けるって」
大樹が崩壊した後の世界、ラムダでベロニカの死を知る仲間達。
葬儀の後のイベント。
セーニャはベロニカからの力を受け継ぎ「目覚めしセーニャ」となります。
このベロニカは元はセーニャです。
「ベロニカとなって魔法使いとしての力を磨いたセーニャ」と
「癒しの魔力を持つセーニャ」が一つとなったのです。
ベースは後者のセーニャですので恐らくここで前者のセーニャが持ち越してきた記憶は上書きされて消えます。
しかし記憶をそっくり引き継がなくとも「自分の求める『ベロニカ』、すなわち『お姉さま』は世界に存在しない事」をぼんやりと認識してしまう。
だからこそ「いつかベロニカと同じ三つ編みにする為に伸ばしていた髪」を取り返しがつかない程バッサリと切り落とした。
そしてウルノーガを倒した後主人公が過ぎ去りし時を求めた世界で我々プレイヤーは初めて『ベロニカ』と出会う……。
というこじつけ妄想全開の説でした。
考察のまとめ
「目覚めしセーニャ」は何に(何から)目覚めたのか
→癒しと攻撃、どちらも使える賢者としての力、そして「ベロニカの幻」では?なお話でした。
常さん、ご投稿ありがとうございました!
ふう船さん、まずはありがとうございます。
3DS版のマップしか把握していないので正直微妙な所ではあるのですが、
ホムラの里からデンダのアジトがある地下迷宮まではキャンプ以降はほぼ一本道。
敢えて脇道(サマディーに行く方の道)に入りでもしない限り行き違うのは難しいと思うのです。
(意図的に行き違うメリットがある様には思えませんけれど)
(迷宮内でセーニャをやり過ごしてからホムラに向かったとも考えられない訳ではないけど同じくメリットは無い)
ホムラの里から姉の気配を頼りにベロニカを探しに出て行ったセーニャと魔力を奪われ子供の姿になりながらも脱出したベロニカ。
話を聞いた感じではセーニャの方が先に出発しているようにも取れます。
(セーニャが感じ取っていた気配がツボに封じ込められた魔力なら話は別ですが)
大人の姿のセーニャと子供の姿のベロニカ(しかもセーニャの方が先に出た可能性がある)では歩幅が違いますし先程述べた通りの地形です。
(セーニャが寄り道していた可能性も否定は出来ませんが)
ベロニカの発言通り「デンダのアジトから逃げ出したベロニカがセーニャと一切会う事無くホムラの里に戻って来る」事は実はかなり難しいと思うのです。
二人の内どちらかが移動系の呪文を使っていたのならこの問題は解消可能かも知れませんが
セーニャは姉の気配を頼りに初めて行く場所に向かっている様でもありますし(そもそも移動系の呪文を覚えない)、
ベロニカはベロニカで魔力を失っていて一切魔法を使えない状態ですので歩いて行く他無い筈。
(蒸し風呂に入ってる時に攫われた、との事なので移動用のアイテムを持っていたとも考えにくい)
となると、
デンダのアジトを出た後に『ベロニカ』が「ベロニカ」と入れ替わった、と考えるよりも
ホムラの近くに過ぎ去りし時を求めて来た「ベロニカ」が現れた事でデンダのアジトに捕らわれたままだった『ベロニカ』が消滅した、という方が説得力がある気がするんですよね。
記事にして頂いた中の「行き違い」に関する私見はこんな所です。
常さん
こちらこそ、ありがとうございます。もし後々考察を消したくなったらコメント下さいね。すぐに対処しますので。
僕もホムラの里の出来事は本当に考えましたね…。
この考察もそうですが、ベロニカによる時のオーブ破壊は本当に行われたのか?という証拠がないんですよねぇ。壊してると思いますけど(笑)
ファナード長老がよく夢見していますが、ベロニカの時のオーブ破壊による夢見と思ってますけど。証拠はありませんね(笑)
それにしても、ベロニカは存在しているようで存在していないというのも面白かったですねぇ。全部セーニャかよ!って(笑)
でも、これを裏付ける事はできるんですよ。事実、勇者は幼少期の自分に会ってますからね?
それと同じ事をセーニャがやっているなら、時のオーブ破壊ではなくても過去改変は可能ではないでしょうか?
ちなみにイシの村で勇者が行った過去改変は大樹の根からでしたけど、どうもこれはロトゼタイシスの大樹の根かなと思っています。証拠はないですけどね(笑)
主人公(プレイヤー)から見て「過ぎ去りし時」に当たる時間においては『ベロニカ』は確かに存在していたと思うんですよね、双子が揃って初めて導きの木に姿を変える奇跡が起こっている訳ですし。
ただし、主人公が冒険して来たロトゼタシアに当たる異変前と異変後はまた話が違ってるのかも知れないな、と。
「片方が死んだら残った方が死んだ方になる、そうすれば二人はずっと一緒」
オラルとオレルの言葉(大体こんな台詞だった、という記憶なので細かい部分は違うかも知れませんが)ではあるけれど、同じ双子で、聞けるタイミング的にもこの先のセーニャを暗示しているとすら思える意味深な台詞。
でも実際にはプレイヤーが見た時間では、セーニャは力は継承したもののベロニカにはならず、むしろバッサリと髪を切って「さようなら」と決別さえしている。
「一つになれた」と語ってはいたけれどあくまでもセーニャはセーニャのまま。
では一体いつ、オラルとオレルが言う「片方が死んだ事による成り代わり」が発生したのか?
そのタイミングがもしかしたら本編として冒険した時間とは別の時間で、ベロニカに成り代わったセーニャ(セーニャに成り代わったベロニカ)は誕生していたのではなかろうか、
我々が見てきたベロニカ(もしくはセーニャ)はベロニカであってベロニカじゃなかったのではないか……。
なんて思いからのこの説です。
あー……イシの村の大樹の根…………。
あれ本当に謎ですよね。
他の根は(苗木であっても)せいぜい一方的に流れて来る記憶を動画もしくは静画として見る、ぐらいしか出来ないのにがっつり会話してましたもんね。
ベロニカとセーニャもまた主人公と同じく大樹に選ばれて生まれてきたっぽいですし「勇者」には該当しなくても「大樹に愛された者」である可能性も充分考えられますね……。
ベロニカとセーニャは双子で、顔立ちはよく似ていますが服装や振る舞いはてんでバラバラ。
例え大人の姿の二人が並んで立って居ようと間違えようがないです、服装と振る舞いを取り替えない限りは。
しかし、見た目を入れ替えた程度では不十分です。
二人の魔力はそれぞれ全く別の方向性。
魔法を使えば一目瞭然ですからね。
でもそれで完結させちゃうと3パターン目の台詞が存在する意味がわからなくなってしまうんですよ……。
考えてみれば主人公とファーリス王子も似たような事してるんですよね……。
「背格好が同じだし王族は全身鎧で覆うからバレない!」
王族控え室で入れ替わって、入れ替わった状態で本番を乗り切って、また入れ替わって
って具合に。
他の場所も割と入れ替わりに近いものが用意されていましたしね。
・デルカダール王とウルノーガ
・ハリマと火竜(永久ループ)
・シャールとリーズレット
(・キナイ=ユキとキナイ)
入れ替わりとか、成り代わりとか。
そういったものがもしかしたら11を紐解くヒントになってたりして、なんて思うんですよね。
常さん
ベロニカとセーニャが入れ替わっているのは間違いないですよね。その中で、異変前と異変後と過ぎ去りし時のベロニカとセーニャは正しくは誰なのかをハッキリさせたいですね。
僕は常さんの、過ぎ去りし時のベロニカが、仲間たちが初めて会ったベロニカ説好きですよ。
異変前のベロニカは、何でも知ってるベロニカでした。でも、ケンカをしたりと幼い部分も見えます。というか、もしかすると異変前のベロニカはセーニャで、異変前はセーニャが二人なのかもしれませんね。幼少期のベロニカを知るセーニャが、その時の記憶を頼りにベロニカを演じているように見えます。実際、過ぎ去りし時のベロニカは、異変前のベロニカとは別人ですからね。臆病で頼りないです。
常さんのおっしゃる通り、入れ替わりのイベントは多くありますのでヒントですかね
「片方が死んだら残った方が死んだ方になる」
プレイヤーが確認出来る世界ではこの現象が起こっていなかった以上、「舞台裏」とでも言うべきどこかのタイミングでベロニカとセーニャの入れ替わりが発生したものと思われます。
まず、ベロニカとセーニャどちらがより入れ替わった可能性が高いのか。
プレイヤーが見ていた時間のベロニカには「魔力を奪われ魔法が使えなくなる状態」、「魔物のアジトに捕らわれており後の仲間はおろかセーニャにさえ姿を確認されていない空白の時間」この二つが同時に成立する瞬間が存在します。
一方、セーニャにも大樹崩壊後に数ヶ月の空白期間があります。
一応、二人共入れ替わりに必要な時間はある事になります。
では言動はどうか。
ベロニカはホムラの里で主人公と出会った時点で初対面にも拘らず「主人公が勇者でありそれが間違っていない」という確信を持っていた様にも見えます。
(後から迷宮で合流するセーニャも気付きますがベロニカは「知ってる」とより断定的)
セーニャを追って迷宮に戻って来た時も、デンダに魔力を奪われた事が小さくなった事の間接的な原因となっている、という趣旨の発言をしておりベロニカの目的は「セーニャを探す事」「魔力を取り戻す事」「魔力を奪われた際に一緒に吸い取られた年齢も取り戻す事(=元の姿に戻る事)」だったと考えられます。
しかし、デンダを倒し魔力が封じ込められたツボを開けた時、
「これで魔力が戻ると良いんだけど」
と魔力の事にしか触れていないのです。
「魔力と違い年齢は不可逆である」という考えに至っていてそちらにはさほど期待していなかった、とも取れますが少し違和感のある台詞ではあります。
セーニャに空白の時間があったのは大樹崩壊後。
再びラムダへと向かう道中、数ヶ月振りに再会しますがどうやら以前と少し雰囲気が違ったそうで(カミュ談)。
幼い頃から片時も離れた事の無かったベロニカとセーニャ。
それが数ヶ月もの間一人で行動していたと言うのですから「成長」で片付けてしまう事も出来そうではあります。
合流後そのままラムダに向かいますが、ホムラで出会った時のベロニカ程言動に違和感は無かった様に思えます。
(続きます)
ここで言う「入れ替わる」は
舞台裏に当たる時間のベロニカが死亡した事でメダ女の双子ちゃんが言っていた通りに「ベロニカ」になったセーニャがプレイヤーが冒険した時間の『ベロニカ』と入れ替わる事(セーニャ→ベロニカ、ベロニカ→セーニャに置換可能)
を指しています。
(それが起こっていたと仮定した上の説でもあります)
そもそも居る時間が違う同士ですので一番簡単に入れ替わる方法はプレイヤーがゲーム内でやったのと同様に時のオーブ破壊による上書きをする事でしょう。
ただし、プレイヤーが過ぎ去りし時を求めた時とは違い、あからさまに訝しまれる様子も無かった所を見ると仲間と離れて行動している時に入れ替わったと考える方が自然に思われます。
それはそれとして時のオーブ破壊には大きなリスクを伴います。
居た時間は違えど時の番人からその事、そして大体どれぐらい戻る事が出来るのかも聞いているでしょう。
聞いた上で尚オーブを破壊するメリットがあるのは「ベロニカになったセーニャ」だと考えられます。
大樹が落ちる前まで戻る事が出来ますから。
という事で「プレイヤーが冒険した時間のベロニカとセーニャ、入れ替わった可能性がより高いのはどちらか」という点に関しては
「どちらにも入れ替わる隙は充分にあるが言動に対してより違和感が残るのはベロニカ」
だと言えそうです。
「舞台裏で入れ替わっていたのはベロニカの方であり、ゲーム内で大樹が崩壊するまで我々プレイヤーと一緒に冒険していたベロニカが実はセーニャだった」
と仮定してみます。
(続きます)
舞台裏に当たる時間、ベロニカが死亡します。
それによりセーニャは「ベロニカ」になる。
そして「ベロニカ」は時のオーブを破壊して過去へ向かう──。
……何故、オーブを破壊したのは勇者ではないのでしょう。
勇者が居れば勇者がオーブを破壊する筈です。
現に我々プレイヤーはそうしましたから。
という事はオーブが破壊される頃、舞台裏の時間に勇者は居なかった?
……何故オーブを破壊出来たのでしょう。
かつてセニカがオーブ破壊に臨みました。
勇者の紋章(=力)も勇者のつるぎも持たないセニカにオーブ破壊は叶いませんでした。
「ベロニカ」が勇者の紋章かつるぎのどちらか(または両方)を所持していたから?
……彼女は勇者とは別の役割を担っている筈なのに何故。
託せる人物が他に居なかった、つまり「ベロニカ」一人を残して仲間は皆倒れてしまった…………?
(続きます)
有り得るかも知れません。
これだけ絶望的な状況であれば例え自分に過ぎ去りし時を求める資格が無いかも知れないとわかっていても、賭ける価値はありそうです。
先程述べた通り大樹が崩壊する前=仲間も全員生存している時まで戻れる可能性がある訳ですから。
(続きます)
だとするならば。
勇者の紋章かつるぎ(もしくは両方)の力でオーブを壊す事に成功した「ベロニカ」は無事にプレイヤーが冒険する時間のホムラ近辺に現れる訳ですが、魔力は失われ身体自体も縮んでしまいます。
これは何故か。
大きく分けて二つほど可能性がありそうです。
一つは世界が整合性を保とうとした事。
この時間の『ベロニカ』に「ベロニカ」が上書きされる訳だけれど
『ベロニカ』はデンダに魔力を奪われ、おまけに年齢まで戻ってしまっています。
一方の「ベロニカ」は元々はセーニャですから癒しの魔力を持っています、そして大人の姿をしています。
この噛み合わない状況が解消されようとした結果、「ベロニカ」もまた魔力を失い子供の姿になってしまった、
という可能性。
もう一つは過ぎ去りし時を求めた代償。
こちらでは上書きは問題無く行われます。
何なら『ベロニカ』は魔力こそ奪われますが大人の姿のままだった可能性すらあります。
縮んでしまうのは「ベロニカ」の事情になりますので。
「ベロニカ」はオーブの破壊に成功します。
しかし彼女は紋章(=力)こそ譲り受けているとは言え本当の勇者ではありません。
オーブを壊したつるぎが「勇者のつるぎ・真」でなかったのなら、主人公やセニカの様に上手く時を超えられた確率は更に下がると考えて良いかも知れません。
オーブの破壊は出来たもののどちらも不完全なものによる破壊だった所為で微妙にエネルギーが足りず、彼女の魔力と積み重ねた時も使ってしまったのかも知れない……そんな可能性です。
(続きます)
魔力を失った「ベロニカ」はプレイヤーも知る通り主人公達に同行して地下迷宮に向かったセーニャを探しに行きます。
この「ベロニカ」の目的は「セーニャを探す事」「魔力を得る事」になりますから
「これで魔力が戻ると良いんだけど」
と年齢を戻す事に触れていないのも頷ける気はします。
また、倒れていた(眠っていた)セーニャを見て取り乱したのも結局は早とちりでしたが「自分が知っているのと違うタイミングで」というのが理由の一つかも知れない、自分が過ぎ去りし時を求めた事で思わぬ所で(より悪い方向に)運命が変わってしまったかも知れなかった訳ですから。
…………記事にして頂いた部分を更に考えてみました。
(捏造過多)
個人的にはセーニャがベロニカに「なる」というのは2パターン考えられるかな、と思っています。
一つは「ベロニカを演じる」事、もう一つは「『ベロニカの人格』を己の中に作り出して自分自身(の人格)は精神の奥で眠りにつく」事。
より「ありそう」なのは前者だと常に演技をしている必要があり、好みも正反対な双子であるからこそ余計にどこかで綻びが出そうだな、と思った結果誕生した後者の説な気がしています。
ベロニカが小さいのが「ベロニカ」の事情なら「ベロニカ」が経験したデンダの一件の時、舞台裏の方のベロニカは大人の姿だった可能性も浮上し、
「あたしがわかるの?」
と心底驚いた様子だった事も説明出来そうだなー、とか。
「ベロニカ」が居た時間のベロニカがずっと大人の姿だった、というのは低い可能性だとは思うんですけどね。
いよいよ主人公が過ぎ去りし時を求めて現れたのがどこなのか、って話にもなって来ますし。
常さん
またまた長編をありがとうございます。ベロニカの最大の謎はホムラの里での一件かもしれないですね。ゲーム序盤に来るので忘れがちになりますが、クリアーして思い出すと訳がわからない出来事なんですよね。
この後サマディーへと旅が続きますが、その時セーニャがベロニカと来た時の話をしてました。その時のベロニカは、大人の姿だったと懐かしみますね。なので、デンダによって魔力を吸われ、ベロニカは小さくなった事は合ってると思います。
後はやっぱり気になるのがオラルとオレルの三パターン目です。あのコメントを頂いてから考えてなかったのですが、最近考えてしまいますね(笑)
でも、過ぎ去りし時のオラルとオレルの台詞も異変前と変わらなかったんですよね。三つ目は本当に存在するのでしょうかね?
オラルとオレルの台詞ですが、やはり存在するようです。
記憶違いだったりしないか気になったので私も、
「ドラクエ11 メダ女 双子 台詞」
で検索してみたのですが3パターン目の台詞を載せておられる方が居ました。
ただ、自分のデータで確認するには少しタイミングが重要なのだと思われます。
異変前と過ぎ去りし時で台詞が変わらない、という事は双子ちゃんの台詞は
「話し掛けると主人公への感想を口にし、『双子なんだから同じ事を言うよ』と言っているものの実際には意見が食い違っている」
という内容の筈。
主人公が客員生徒である事にも触れた台詞となっていますし恐らく、
異変前のメダ女に初めて訪れた時、メダル校長のイベントを起こす前にのみ聞ける台詞なのではないかと思われます。
常さん
そのタイミングですかぁ!なるほどです。今その台詞を探していたのですが、どこにあるのかわかりませんでした。
それで、その三つ目の台詞から常さん的にわかる事はありましたかね?
3パターン目の台詞、触れられている内容はそれぞれ角度は違えど「双子」にちなんだものになります。
「双子の命の葉は二人で一枚らしい」という事がわかる台詞と、
「オレルが姉でオラルが妹、あの子がオラルで……」
と繰り返す台詞。
後者は特に、何か明確なものがわかる訳ではないのですが異変後の二人から聞ける台詞と同様に何かのヒントになりそうな、そんなぼんやりとした台詞、という印象ですね。
異変後→過ぎ去りし時で
「片方がもう片方になればずっと一緒」→「双子ではあるけれどやはり別の人間」
とも取れそうな台詞が展開されている事と合わせても、一定の可能性に気付いた時に初めて意味を持つ台詞のような気がします。
個人的には二つ目の台詞がベロニカとセーニャが入れ替わっていた事の裏付けになりそうかな、と思っています。
裏付けと言うか、仮説内の疑問解消のヒントと言うか。
より想像の膨らむ台詞である事は間違いないと思います。
常さん
セーニャが歌った片葉の君よみたいな感じですかね。
常さんのおっしゃる通り、双子の命は一枚の葉であるならベロニカとセーニャは区別を付けられない事になりますかね。
普通に見れば、おてんば魔法使いベロニカとナヨナヨ癒しセーニャですが、元々葉は一枚なのでどちらにもなれるというヒントかなと思います。
そうなりますと、プレイヤーの解釈次第でどうとでも物を語れますね(笑)でもおそらくは、まだまだ情報が足りない考察なのかなと思います。
ベロニカが生きていると思われる過ぎ去りし時の時系列のセーニャって、イゴルタプ長老から眠った力を呼び起こしてもらっても弱かったんですよね。
やっぱり異変後のセーニャと過ぎ去りし時のセーニャは別人でいいとは思ってますけど……
無関係ではないと思いますがセーニャが歌っていた歌詞とはまた少し違うと考えています。
あの歌詞が行動を起こす「動機」なら3パターン目の台詞は「動機」によって起こされた行動、それがもたらした(予想外の)『結果』、その『結果』が起こった説明たる「理屈」なのではないかと思っているのです。
一概に過ぎ去りし時のセーニャが「弱い」と言い切ってしまうのは微妙な気がしています。
「セーニャ単体のキャパシティ」という点で見れば最終的に覚える呪文や特技の量は確かに目覚めしセーニャの圧勝です。
しかし、ベロニカの力を受け継ぎ「ベロニカがレベルアップで覚える呪文」は全て身に付ける事が出来るもののベロニカ・セーニャ問わず「過ぎ去りし時でのパワーアップ後にスキルで覚える呪文/特技」はほぼ覚えませんし、一部のスキル習得の為に莫大なスキルポイントを必要とします。
一方の過ぎ去りし時のセーニャは、ベロニカのスキルを引き継いでいない分自分だけのスキルを極める事が可能で、バギ系最上位呪文も扱う武器の奥義も習得出来ますし、極端にスキルポイントを必要とする事もありません。
「オールラウンダーとしての強みを確立するか専門性を突き詰めるか」の違いだと思います。
精神面という意味ではベロニカの死を挟まない分、異変前と変わらない過ぎ去りし時のセーニャの方がどうしてもぼんやりしていて少しおぼつかない感じはしますけれど。
常さん
過ぎ去りし時へ戻った勇者の背が伸びていたので、異変後から過ぎ去りし時は勇者の中(肉体的な意味)では1つの時間の流れかなと思います。
なので、イゴルタプ長老から隠れた力を呼び起こしてもらった時のセーニャのステータスに違和感が残るんですよね。覚醒セーニャが異変後を経験していない事になるのかなと。
そうなりますと、異変前のカミュのスキルが封印されている理由がまたおかしくなります。ベロニカもセーニャも、どうしてカミュのようにスキルパネルを封印した形ではなかったのか?僕にはわからないのですけどね(笑)
ふう船さん
常さん、はじめまして。つけと申します。
中身が入れ替わることで、精神体が同じ時間軸に二つ存在するという考えかたは、非常に面白いですね。
肉体は、同じ時間軸に二つ存在できないけど、精神体はなら可能かも知れませんね。
セーニャが、聖なる泉の前で、寝ていたのも、もしかしたらセーニャのやり直しのときかもしれませんし。
この問題でいつのも個人的に気になるのは、勇者は、どこまで時を遡ったのか?と、ウルノーガさんは、勇者ではないか?なんですよ。
過ぎ去りし時で、ウルノーガさんを倒すと、ニズゼルファーに対して、時を遡ってきたのは自分だけではないことを言うんですよね。
その時点で、ウルノーガさんが、ループを行ってきた時間軸上まで遡ったことは確かなのですよね。
ここで不思議なのは、ウルノーガさんの敵意って、自分を倒した勇者ではなくて、ニズゼルファーに向いていますよね。ウルノーガさんって、ニズゼルファーの邪悪な心に支配されたウラノスですよね。
自分自身を憎む理由が良く分からないんですよね。
ニズゼルファーの目的は、母体の復活であるのに、その支配下にあるウルノーガさんは、ニズゼルファーの打倒が目標。しかも、そのためにウルノーガさんは、恐らく神話の時代からやり直しをしまくっている、世界征服ではなく、ニズゼルファーを倒せる量の命を確保するために。
その過程で、ベロニカとセーニャを造ったと思います。いつか現れる聖竜が作り出す勇者に合わせて。この方法って、神話時代の種から人を造ることを知っている神の民をしかできないことをやっているんですよね。
勇者の導き手として育て、一定基準をクリアしたらニズゼルファー打倒に向かわせる。なおかつ、クロスマダンテという凶悪なるものを解放させて。クロスマダンテを世界で使用できるのは、ドラクエ11の世界では、第二形態のウルノーガさんとベロニカ・セーニャしか使用できないので、明らかに自分の意思を込めて造ったと思います。
それで、初めに戻ると、昔の記事でふうふう船さんが言っていたように、ウルノーガさんて、勇者ですよね。たぶん、ロトゼタイシスの。主人公のダークサイドも捨て切れませんが。
初めは、常さんの同時間軸上に二つの精神が存在できる理論で説明できるかなと思っていたのですが、ニズゼルファーに滅ぼされたロトゼタイシスの勇者としての方がしっくりくると思いました。
ベロニカとセーニャの使っている魔法は、新世界魔法大全(ロトゼタシアの魔法体系)ですが、マダンテを使用できる存在は、いません。時を遡ると習得できるイオグランデなども誰も使用できません。
こちらの魔法が旧世界魔法(ロトゼタイシスの魔法体系)とすると、ロトゼタイシスに属するウルノーガさんは、使用できるでしょうし、その世界から作られたベロニカ・セーニャも使用できてもおかしくありませんしね。
また、ロトゼタシアの創世記から係わっているなら、時のオーブの使い方を知っているでしょうし、ベロニカとセーニャも使い方を刷り込まれていてもおかしくはないと思います。
なんにしてもウルノーガさんの行動は、魔王としては、矛盾しすぎていて、面白いです。
つけさん
ありがとうございます、そしてはじめまして。
常(とこ)と申します。
まずは現時点でのウルノーガに関する個人的な見解から述べさせてもらいたいと思います。
始めに、ウルノーガは元々先代勇者ローシュの仲間の一人、ウラノスでした。
で、いざ邪神にトドメを刺そうという所でウラノスはローシュを手に掛けますが、「邪神に『力を与える』と唆され抗いはしたが結局は気付いた時にはローシュを殺していた」とも語られています。
その後邪神の肉体から魔力(?)を得たウラノスはウルノーガとなり、わずかに残された善の心はウルノーガから分離し預言者になった。
ここまではゲーム内のわかりやすい情報だけで推測される顛末です。
「操られていた」とは言われていませんし私としては「『邪神の魔力を得る』という餌に釣られてウラノスが自分の意思で行動した結果」なのかな、と思っています。
そして邪神の魔力を手にした事でウラノスの心の内のただただ力を求める部分が増長し本当に魔物になってしまったのがウルノーガかな、と。
本当に邪神の支配下に入っていたのならウルノーガが「邪神が狙っていた」大樹の魂を自分のものにする理由が無いですから、恐らくあのくだりは
「肉体と精神両方が残っていれば倒されてもじきに復活する事は出来る、しかしここで唯一邪神を滅ぼす力を持つローシュに肉体を滅ぼされてしまってはそれも叶わない。
真の意味で死なない為には今ここでローシュを殺さねばならない、だが今この瞬間の自分にはその力が無い」
という状況から、パーティ内で一番心に隙のあるウラノスを利用したに過ぎないのではないかな、と考えています。
ウルノーガがあの手この手で大樹の神域に侵入して大樹の魂を奪おうと画策していたのに対してニズゼルファはそんな細かい事をせず直接奪おうとしていた事からも
ウルノーガ<<<<<<ニズゼルファ
ぐらい力に差があるのは明白ですし、「多少力を得ても所詮は人間、勇者以外は恐るるに足りない」という具合にウルノーガの事を侮っていたのだと思います。
一方ウルノーガは、更なる力を得る為に大樹の魂を求めた。
しかし自分には大樹の魂のセキュリティをどうこうする程の力が無い。
ならば、と勇者を利用する手を思い付いた。
だが勇者ローシュは既に亡く邪神の肉体は封印され空に打ち上げられた。
次の勇者が現れるまでかなりの時間を要する筈……。
で、主人公が次代勇者として生を受けるまで潜んでいたのかな、と。
そして「自分が世界で一番強い力を持っている」という状況を作るには邪神が邪魔だった(もしくは勇者が居ない(と思っていた)あの瞬間、一番の脅威が邪神の復活だった)為勇者の星こと封印された邪神の肉体を破壊したのではないだろうか……。
完全に使役/被使役の関係だった訳ではなく、お互いの目的が一部一致したが故の関係だったのだと考えています。
また、過ぎ去りし時の魔道士ウルノーガの「時を遡って来たのはお前だけだと思うなよ」という台詞ですが、他の人間は皆せいぜい「前にもこんな事があった気がする」程度にしか認識出来ていなかったのに対して『時を遡っている事』をはっきりと認識しています。
これについては
・ウルノーガ本人が時を遡った事がある
・預言者がウルノーガの死後少し誤差があったとは言えほぼ同時に消えている事から預言者とウルノーガはある程度リンクしていると考えられ、預言者が時を遡った場合の記憶は保持されていた
・邪神の精神体がヨッチ族の姿をしている事から邪神はヨッチ族同様にロトゼタシアの時の流れの影響を受けない性質を持っている可能性がある→その邪神の力を得たウルノーガもその性質を得て影響を受けなくなった(時が戻った時に記憶がリセットされなくなった)
辺りが考えられると思います。
デルカダール王としての再会早々にロウに見破られている点を見るとさほど回数は重ねていないとも考えられます。
それでも、王への成り代わりが鮮やか過ぎる事やマルティナの事もしっかり把握していた事から見て本人が時を遡ったのかは定かではありませんが、何回かやり直している可能性はあると思われますし、
ゲーム内で登場したのは「勇者(とニズゼルファの精神体)が時を遡って来た」パターンであるにも拘らず「世界の時が戻った、遡って来たのは勇者」という二点を正確に理解していた事、
また、ヨッチ族同様勇者にしか見えないと思われるニズゼルファの精神体の姿を視認していた事から三つ目の仮説である可能性が一番高い、そう考えています。
ベロニカの呪文(特にマダンテ関連)について、ですが
始めはラムダに生まれた事、セニカの名を分けて与えられている事などから「セニカとベロニカ・セーニャはとても深い関わりがある」「セニカはベロニカとセーニャ、二人分の呪文と特技を行使出来る」のだと無意識に思っていました。
双子が本当にセニカの生まれ変わりだったのならその通りだったかも知れません。
しかし実際にはセニカは姿を変えて生きていましたので確実にそうだ、と言い切る事は難しいです。
一方、こちらも生き続けている為生まれ変わり等の関係にない事は明白ですがもう一人、パーティ内におけるベロニカと限りなく近い役回りをしている人物が居ます。
ウラノスです。
神話の時代の天才魔法使いに勝るとも劣らない才能を持って生まれたからこそ、ベロニカはマダンテやイオグランデなどの凄まじい呪文を、目覚めるきっかけとなる特殊なイベントを挟まずにレベルアップや潜在能力の解放だけで身に付けられたのではないかと思うのです。
(ドラクエ5に、主人公の娘で勇者の双子の妹でもある女の子が、「青年になった主人公が魔法の研究の手伝いをして初めて覚える事が出来た『古代の呪文・ルーラ』を再会の時点で(女の子は当時8歳)当たり前の様に使えていた」という話もありましたし、古代の呪文を使える事自体はさほど不思議な事ではないように思います)
大変長々とすみませんでした。
私の個人的見解としてはこんな所です。
つけさんのコメントと私の見解ではまだまだズレが多く、少々理解が追いつかない部分もありますのでもしよろしければどういう思考の結果その仮説に至ったのか聞かせて頂けると嬉しいです。
常さん
ふう船ですみません(笑)
つけさんのおっしゃる古代魔法は、スイッチ版のボイスドラマ、愛のともしびの中にさりげなく出てくるセーニャの読んだ本の名前です。いにしえの時代の本なのに、名前が新世界魔法大全なんです。
常さん
お返事ありがとうございます。
常さんと私の考察にズレがあるのは、良いことだと思います。
そのズレが、双子の話から、ドラクエ11の対存在の多さに気が付けて、新しいバックストーリーが描けますので。
私は、基本的にウルノーガさんが好きなので、少しバイアスが掛かってしまいます。
大まかには、ウルノーガさんとベロニカが勇者を裏でサポートする役で、聖竜とセーニャが表から勇者をサポートする役って感じです。
幼少時の性格は、実はセーニャは、大胆で猪突猛進、ベロニカは、虚勢を張って石橋を叩いて渡るチキンな性格です。細かなウルノーガさんと超絶大雑把な聖竜の性質は、二人に受け継いでいると思います。
大筋は、ウルノーガさんが描いたというか、執念で勝ち取った平和かなっと思っています。行動と結果だけ見たときにですよ。ニズゼルファーへ敵意を持っているのが、ウルノーガさんだけなので。
ウルノーガさんは、最終的にウルノーガとしても預言者としても消えます。世界を救って(世界=聖竜)、時の賢者(セニカ)を開放してあげろって言います。
それに、襲った場所でも惨殺してないんですよね。勇者の力を目覚めさせる切っ掛けを与えるだけで(イシの村、海底都市レムリア、ドゥルダ寺院など人的存外がありません。ニマは衝撃を緩和するときに力を使い果たしているだけですし)。
神の里の民に関しては、大樹の葉が散ったことで、亡くなったと思います。神の民は、聖竜の眷属ですし。
最終的に、セニカをローシュのとこへ送ってあげるとこまでの結果を見ると、ウラノス一人だけがハッピーエンドを迎えていません(パッと見ですけど)。
しかし、ウルノーガさん(ウラノス、預言者)は、ニズゼルファをしっかり消滅させるという本懐を成し遂げて消えるので、結果からみるとウルノーガさんが裏の勇者ではないかと思っている感じです。
ただ、ベロニカとセーニャを作ったのは、ウルノーガさんなので、常さんの考察の様に、どちらかが実行部隊として動かされていた可能性はあると思っています。実際に、カミュは、誘導されていましたから。
ふう船さん
ベロニカとセーニャのステータス(スキルパネルの点ですかね?)に関しては『素質』で説明出来そうだと考えています。
以前ふう船さんが上げていたベロニカの日記の話、その中で「どれだけ頑張ってもベロニカは癒しの魔法を覚える事は出来なかったしセーニャもまた攻撃の魔法を覚える事が出来なかった」という様な記述がありましたよね。
元々、ベロニカには癒しの、セーニャには攻撃の魔法を覚える才能が全く無かったのだと思います。
だけど大樹崩壊にベロニカの死亡、これらが起きた事でセーニャはベロニカの力(才能も力に含まれる)を継承した。
そこで初めて、セーニャはベロニカが使うタイプの魔法を覚える事が出来るになった訳です。
過ぎ去りし時ではベロニカの死亡が回避されます。
つまりセーニャはベロニカの力(才能)を受け継がない。
先程の記述の通り、ベロニカもセーニャも、お互いが使っている魔法に対する才能は元々は皆無だと考えられる訳で、元が0なのだから幾らイゴルタプ長老が潜在能力を引き出そうとしても出ないものは出ない。
そういう事ではないかな、と解釈しています。
逆に、仲間の中でもロウやマルティナは異変後に習得したグランドクロスやデビルモードを力を引き出された際に再び身に付けていますがこれは、「適切なきっかけさえあれば元々身に付ける事の出来る力はあった、異変後の世界で一度そのきっかけを経ているからイゴルタプ長老に力を引き出された時に無条件に再習得した」という事だと思っています。
また、シルビアとグレイグも力を引き出されただけではスキルパネルは完全には解放されず、ジエーゴ師匠の試練を乗り越える事で初めて完成します。
これはロウやマルティナと違い、「一人で身に付ける事が出来る類のものではなかった(ゲーム中でも確か共闘する事で初めて気付いた、という趣旨の台詞があったかと)」からかな、と。
(ロウ、マルティナの理屈に従えば「きっかけを異変後では経験しなかったから」とも言えそうです)
異変前のカミュに関しては恐らく、意識的か無意識かまではわかりませんが自分の意思で封印していたのだろうな、というのが個人的な意見です。
記憶喪失時のカミュは異変直後の主人公同様に(一部か全部かの差はあれど)スキルパネルが消滅していますから。
常さん
つけさんは、約2年ちょっと前からずっとお世話になっている考察人の方です。本当にドラクエ11
の隅々まで研究されていますので、僕だけではなくつけさんへもコメントして頂ければ応じてくださいますのでご遠慮なく(笑)
スキルパネルの件ですが、カミュがなぜ異変後に記憶を失ったのか?がヒントでしょうね。まだわからないのですが、ここからも覚醒セーニャの謎にせまれるのかなと思います。
僕は大人ベロニカかな?と思っていましたが、つけさんがコメントしていますけど、もしかすると常さんのおっしゃる通り、全てセーニャなのかもしれませんね……。
そしてつけさん。
常さんという熱心な考察人の登場で、まだまだドラクエ11考察を楽しめていますよ(笑)ありがたや~
それで、頂きましたコメントの内容が半端ないですね!ちょっと本気出しすぎです。僕は魔王ウルノーガさんを闇落ち主人公?と記事にしましたが、勇者ウルノーガさんの方がシックリ来ますね!結局、勇者の紋章が勇者の証みたいな感じですし、考えてみれば、異変前から異変後は繋がっていないんですよね。ダークオーブがないですし(笑)
なので、異変後に勇者の力はエレノアさんのおかげで戻りましたけど、異変前のウルノーガさんの「これが勇者の力か。ぐはは」ぐしゃってイベントがない異変前からの異変後かもしれないですね。
もうあの勇者の紋章ぐしゃすら、ウルノーガさんの打倒ニズゼルファへの布石かなと思いますよ(笑)
勇者ウルノーガ、元々ウラノスは勇者に嫉妬してる感ありましたからね。セニカを時の賢者と呼ぶのもウラノスだけですし。
そういえば最近思っていたのですが、ウラノスの女装です。もしかすると、あれはセニカの双子の姿という線はありませんか?
常さんの考察から、セーニャが歌った片葉の君よの片葉が誰なのか考えていたのですが、あれはいにしえの歌なのでセニカ本人としか思えなくて(笑)
でもセニカが双子なんてありえないと思うのですが、あの歌詞は忘却の塔でのセニカそのものに見えるんです。
予言者ウラノスが時の賢者と知っていた事もありますけど、笑いのネタにしていたあの女装がセニカと双子のなんちゃらって面白くないですかね?確か髪の色が似てたような気が……(笑)
ふう船さん、常さん
今度は、スクエニまで届くまで盛り上がりたいですね。
実は、過ぎ去りしときのセーニャってバギ系のバギムーチョまで使えるんですよ。最大500ダメージ与えられます。ご存知だと思いますけど。
これって、実は、目覚めしセーニャの弱点である火力不足を補ってる分、過ぎ去りしときのセーニャの方が強いんですよ。
他が強いから埋もれてますけどね。
あと、ふう船さんのおっしゃるように、ウルノーガさんとセニカの双子説はありえますよね。
また、双子の設定としては、ロトゼタイシスとロチゼタシア、聖竜とウルノーガ、予言者とセニカ、勇者とニズゼルファー。
あと、セニカと予言者の性質を引き継ぐのが、セーニャとベロニカですけど、もとを辿ると、ウルノーガ・ウルナーガは、ウルノーガさんと聖竜なので、そこから繋がってる性質をセーニャとベロニカは、引き継いでいる気がします。
つけさん
スクエニまで届いたら面白すぎですよ(笑)
そのように考察されると、実はドラクエ11って双子設定多かったんですね!2年前では全く届かなかったですよ。
異変後のセーニャがバギムーチョなし(一回だけ登場した時に使ったかな?)であるのに比べて、過ぎ去りし時のセーニャは確かに強いですね。
そうなりますと、勇者やニズゼルファは光と闇の関係ですからベロニカとセーニャも光と闇になりそうですね。魔王ウルノーガ戦の前の闇ベロニカを思い出しました……。
にしても、ウルノーガさんの女装癖(笑)がまさかセニカと双子の可能性なんて面白すぎますよ!いやぁ、楽しいですねー!
つけさん
一応、惨殺は起こっていましたよ。
ユグノアとか古代プワチャットはウルノーガによって(厳密には襲撃を実行していたのは配下の魔物ですが)滅ぼされていますし、確かバンデルフォンもそうだったかと。
勇者を殺さないように追い回していたのは事実だと思います。
ユグノア城跡でデルカダール兵に追われた時にも「勇者を捕らえよ」との命だった様ですし。
(勇者に味方する者は殺しかねない調子でしたけれど)
預言者という最後の良心が分離した事でウルノーガは完全な悪となり、ずっと己の目的(大樹の魂を得て最も強い存在となる事)の為に行動していた、というのが私の解釈になります。
ウルノーガはウラノスだった頃の記憶からニズゼルファの危険性を正しく理解する数少ない存在ですが勇者の星を斬った時の「これで世界は我のものなり」という台詞からもうかがえる様に、「勇者の力を奪った今、最大の脅威であり障害である存在を消した」ぐらいの感覚だったのかな、と考えています。
イシの村に人的被害が無かったのも、村人を皆殺しにしようとしたホメロスをグレイグが止めたからですし、それが無ければ全滅していたと思います。
ただ、同時にグレイグが命を救い捕虜として捕らえた(閉じ込められはしたが酷い扱いではなかった模様)村人達を幽閉していても何も言わずに居た、という面もあり、勇者さえ生け捕りにする事が出来れば他の人々の生死はどうでも良かったのかな、と。
ふう船さん
出処教えてくださりありがとうございます。
ボイスドラマでしたか……。
いにしえの時代の本なのに「新」世界な事に違和感を感じる、という様な調子でおっしゃっていましたが(違ったらすみません)、場合にもよるかと思います。
例えばその本が、
「いにしえの時代の人」が「いにしえの時代の呪文を纏めたもの」を書いているのであれば、書かれている時点ではそれは「最新」に当たりますからタイトルに「新」と入っていてもそれほど不自然ではありません。
また、
「現在の人」が「いにしえの呪文を纏めたもの」を書いているのだとしても、ただ写しているだけの場合と新しく書いているのとで変わって来ます。
「現在の人」が「一から」「いにしえの呪文を纏めたもの」を書いていた場合のみ明らかに不自然に感じる状況が出来上がる為、そこまで注目する必要性は無いのではないかな、と私は感じました。
常さん
えーとですね、新・世界魔法大全ではなく、新世界魔法大全なんですよ。確かに常さんのおっしゃる通りの解釈は出きますが、セーニャが本を破った一部の内容がですね、ツキノキノコを食べると呪文が使えるようになるという文章なんです(笑)
なので、ロトゼタシアの事を書いた本ではなさそうなんです。
「新・世界魔法大全」ではなく「新世界・魔法大全」でしたか……。
確かにそれはロトゼタシアではないかも知れませんね…………。
ただ、古代の本との事ですし、その本が書かれた頃にはロトゼタシアに生息していた植物だった可能性も完全には否定出来ないのではないでしょうか。
例えば、今でこそ生まれた時から魔力を持つ人間も珍しくないけれど、元々人間に魔力は無くて、ツキノキノコを食べて魔法を使える様になった(=魔力を得た)少数の人間から世代を経るごとに遺伝していってだんだんと世界中に広まって行った……とかだったら人類の進化っぽくて私は好きですね。
実際の所はボイスドラマを聞いてみない事にはわかりませんけれど。
常さん
これですね、聞いた方が早い話なんですけど、セーニャは森へツキノキノコを探しに行くのですが、結局はキノコは見つからなくてセーニャは怪我をしたベロニカにホイミが使えたという話です。
このボイスドラマからわかることは、
いにしえの時代に新世界魔法大全という本がある
ベロニカはメラを使い、セーニャはホイミを使う
セーニャのおでこのリボンは、元々ベロニカのトレードマーク
ベロニカとセーニャはモンスターと仲良し
これくらいですかね。
ところで常さんはロトゼタイシスについてはどのように考えていますか?
例えば今回の新世界魔法大全の登場により、いにしえの時代に新世界の魔法の本が作られたという事は、内容的にもロトゼタシアではなくロトゼタイシスの内容なのでは?とかです。
このドラクエ11を作った運営が、意味もなく新世界魔法大全などという名前をつける訳がないんですよね(笑)
ロトゼタイシスに関しましては、どこで誰が考察しているのかさえわかりません。それで昨日つけさんからの助言で光と闇に当てはめてみたところ、ロトゼタシアが光でロトゼタイシスは闇なのかもしれないと思ったりしています。
神の民の里の壁画にも描かれていますが、ようやくあのニズゼルファ側の絵がロトゼタイシスなのではないかと思い始めましたけど
ロトゼタイシスって、神の民の里にあった詩集のタイトルですよね。
あの本の中で読める部分は二章のみですが、あれって「元々は不毛の大地だったロトゼタシアがこういう流れで今の緑豊かな大地になった、それを見届けた我々神の民は雲の中に身を隠した」という内容だったのでは?
真エンディングの時の聖竜の話と別段矛盾している様にも感じなかったのでスルーしていました……。
常さん
おはようございます。熱心で感心します!
度々ですが、そうなんですよ。ロトゼタイシスはスルーしている方が多いと思います
でも、グレイグに追われてカミュと入ったほこらは、旅立ちのほこらという名前です。そしてドラクエ11では、旅の扉から行ける場所は全て別の世界になっています。ご存知の通り、旅立ちのほこらの壁は二度と開かない作りですし、そもそもロトゼタイシス第二章と名前をつける運営に意図がない訳がないんですよね。(新世界魔法大全と似たような事を言ってますが……)
僕はずっとロトゼタシアに似ている世界があるんじゃないかなぁと思っていたので、それがロトゼタイシスという世界なのかなぁと思っています。
常さん
私は、そこに少し疑問があるんですよ。
ウルノーガさんが滅ぼしたと伝えられているのが、バンデルフォン、プアチャット、ユグノアですよね。滅ぼし方は、共通で、大多数の魔物の総攻撃による物量作戦ですよね。
しかしですね、ウルノーガさんは、大樹の力を手に入れたことによって、初めて魔物達を支配下においていると思います。
また、元々魔物の親分は、邪神ニズゼルファなので、崩壊前の世界で魔物を総動員する力は無いと思います。
実際に、滅ばされたのは、ネルセンが建国したバンデルフォン、ウルノーガさんが発展させたプアチャット、ローシュが建国したユグノア、そのすべてが、対ニズゼルファ用に作られた国ですよね。(プアチャット以外は確実に)
ウルノーガさんが、滅ぼす理由もないし、滅ぼし方が雑なんですよね。
崩壊した世界のウルノーガさんは、配下を作って組織的に支配管理していますので。
そのため、私は、バンデルフォン、プアチャット、ユグノアは、ニズゼルファが滅ぼしたと思っています。勇者探しか、自分の封印を解くためか。
勇者の存在が、ニズゼルファにバレたため、ユグノアの崩壊に乗じて、自分の配下の魔物に勇者をイシの里の大滝付近まで輸送したと思っています。オープニングで追い込まれたマルティナが、デュラハンから逃げきるのは不可能でしょうから。
一応、デュラハンって天空魔城にいますから、ウルノーガさんの配下なんだと思います。
あと、イシの村の襲撃は、大砲まで使って徹底的に破壊しています。
これは、グレイグが到着したときには、村は破壊された後だった考えられます。
しかし、村民は生きています。
これは、ホメロスが意図的に住民を一か所に集めて建物だけを破壊したからだと思います。
そこに、遅れて到着したグレイグが、ホメロスが村民を惨殺しようとしていると思って止めた構図になったとのかなっと。
その後、村民を城に連れて行けば、勇者が戻ってきたときに村が破壊されて、村民は虐殺されたように見せることが出来ます。
こういう最低限の労力で目的を達成しているのが、ウルノーガさんのやり方だと、私は考察しているのです。それは、幾多のやり直しを通して、最適化された結果だからだと思います。
ウルノーガさんは、言動と行動が逆を行っています。
言動は、物凄く悪い。しかし、行動は、全て勇者を導いて、世界平和を実現させている。
そのため、悪乗りしているときのウルノーガさんの言動は、フリかなと思っています。
世界はわれのものっと言っておきながら、天空魔城に引きこもって、勇者が来るのを待っていますから。
つけさん
別の記事も少々読ませて頂きました。
言われてみればウルノーガの言動は「悪」として一貫されている様でいてよくよく思い返すとところどころに「ん?」となる箇所がありましたね。
崩壊直後ぐらいにウルノーガが勇者の行方を追っている(勇者の死を確認しようとしている)シーンがあった様に思いますが、
本当に勇者が不要になったのであれば大樹の魂を奪ったあの瞬間に殺せば済む話ですし。
(あの瞬間なら主人公に勇者の力は無く(少なくとも使えない状態)、逆にウルノーガは勇者の力を握り潰したとは言え大樹の魂というより強力なものを持っていたし、その事により大樹は一度死んだ訳ですから『殺せない』ことは無い筈)
そう言えば、アーウィンの悪夢の中でユグノア襲撃を追体験した時、至近距離だったとは言え勇者の気配に気付き「勇者を奪う」という様な発言をしていたのはデュラハン(もしくは名前が思い出せませんがデュラハンが馬に乗った様な魔物)だった気がします。
イシの村での一件ですが、少なくともホメロスは村人を皆殺しにする気だったと思います。
再会したエマが「村人達を集めてホメロスが「皆殺し」だと言った、それを止めたのがグレイグだった」と証言していますから。
ところで、「ローシュがユグノアの建国者である」という描写ってどこで確認出来るものでしたっけ?
「ローシュはユグノアの出身」という情報があったのは覚えているのですが……。
ふう船さん
続きになるのですが、神の民の里にある壁画に描かれたニズゼルファが居た側がロトゼタイシスなのではないか、という話ですね。
「元々世界は闇に覆われていてその中に光が生まれた」とも言われていますし(ちょっと違うかも知れません)、もしかしたらロトゼタシアはロトゼタイシスという広大な闇の空間の中にぽつんと誕生したものなのかも知れませんね。
ちょうど宇宙の中に地球がある様な感じで。
ロトゼタイシスはロトゼタシア誕生によって塗り替えられた訳でも、かき消された訳でもなく「ロトゼタシアの外」に今も存在し続けているのかも知れない。
ニズゼルファが大樹の魂を狙って侵攻して来たのも確か「外側」だと言う様な発言があった様に思いますし。
常さん
それですよ!本当にそんな感じかもしれませんね。ドラクエ11がロト三部作に似ているなら、ドラクエ2のように世界は広がっているかもしれません。
これは以前つけさんがおっしゃっていましたが、ロトゼタシアを船で一周すると、必ず霧に包まれるんですよね。
もしかすると、ロトゼタシアからロトゼタイシスへは船で行けない作りになっているかもしれません。
いやぁ、でもロトゼタシアの外にロトゼタイシス!ロマンありますねー(笑)
ふう船さん
重箱の隅をつつく様ですみませんが、ロトゼタイシスという詩集に関しては『ロトゼタイシス二章』というタイトルなのではなく、『ロトゼタイシス』という一冊の詩集に収められている内の二章だけを抜粋して読んでいるのだと思います。
ゲーム内で
「『ロトゼタイシス』という詩集がある」
→「二章──」
という様に続いていましたので。
(クエストで読むことになるネルセンやウラノスの秘伝書たちは「○○の秘伝書・△△の巻」という具合に本棚を調べてすぐのタイトルを確認出来るウィンドウに表示されていたと思います)
記憶違いかも知れませんが、ユグノア城で読めるローシュ戦記もロトゼタイシスと同じ流れだったと思いますし、各地で読めるテオじいちゃんのトレジャーハンター記はそれぞれタイトルに巻数が書かれていて書き出しは二巻以降統一して「私はナナシのトレジャーハンター。……」だった筈です。
常さん
そうですね。確かにロトゼタイシスは単なる詩集です。そしてトレジャーハンターのように五巻もありません。二章だけ(笑)
そしてタイトルですが、確かに例えばイコルダプの趣味の詩集というタイトルの中に第二章としてロトゼタイシスという名が出てくるだけかもしれませんね。なのでもし第一章があれば、どこにもロトゼタイシスの文字はないかもしれないですね(笑)
でも、何かしらのヒントにはなると思いますので、妄想は膨らませていたいですね。
・『ロトゼタイシス』という一冊の詩集が神の民の里に存在している
・『ロトゼタイシス』一冊の中に一章~終章(全何章かは不明)全てが収録されている
・いくつもの章が収録されている内、ウィンドウに表示されたのが二章だった
というつもりでのコメントでした。
伝わりにくかったらすみません。
常さん
大丈夫ですよー。僕もわかってないですから(笑)
ロトゼタイシスという何かがあるのは確かなので、良ければ考えてみると面白いですよ!
今更なのですが、ふう船さん・つけさんがおっしゃる「ロトゼタイシス(本じゃない方)」は『「ロトゼタシア」ではない世界の仮名称』という認識で大丈夫でしょうか。
詩集の方も合わせて考えている内にごちゃごちゃして来てしまって。
それと余談ですが、テオじいちゃんのトレジャーハンター記が気になって見てみたら「新しい世界に誘う石がこのまほうの石」みたいな記述があって驚きました。
単に新しい場所へ行くだけならば「新たな地へ誘う」ぐらいでいい筈ですから。
なんて思っていたら過去既にふう船さんもその疑問にたどり着いていたのですね。
常さん
ロトゼタイシスという、おそらくロトゼタシアに似ている世界があるという認識ですね。前はイシの村周辺かと思っていましたが、常さんやつけさんのおかげで異変後の世界がロトゼタイシス?や、ロトゼタシアの外に広大なロトゼタイシスがあるなどの話になれました。
すみません、文章ヘタで(笑)
勇者のじいちゃんであるトレジャーハンターが、偶然勇者の育ったイシの村へ偶然魔法の石を持ち帰って、偶然旅立ちのほこらからじゃなきゃホムラの里へ行けなかったみたいです(笑)
楽しいですね、ドラクエ11考察。
「ロトゼタシアと異なる(似ている)世界がある」という仮定のもと、それを『ロトゼタイシス』と呼んでいる感じですかね。
今更な質問でしたが答えてくださりありがとうございます。
やはりテオじいちゃんも大樹に導かれていたんでしょうね……。
常さん
今のところ、ロトゼタイシスに関しましてはそんな所ですね。
そんなテオじい様が魔法の石をもらったのが、クレイモラン地方の村長の息子を助けたお礼だったので、その助けた人物はカミュだったのかな?と妄想した記事もあります(笑)
単にクレイモラン地方の里は聖地ラムダしかないだけですけど……良かったら読んでやって下さい
(^o^)v
あのトレジャーハンター記の置いてある場所って関係あるんですかね。
ほら、
「バンデルフォン王国が懸賞金を掛けた、旅立つ」がグロッタ
「村一番の漁師と意気投合した、ホタテが美味い」がナギムナー
「小さなメダル99枚の景品がユグノア兵士の服だった、お腹周りがちょっとキツい」がプチャラオ
「クレイモラン地方で行き倒れた若者を助けた、彼の故郷に連れて行ってあげよう」がクレイモラン
「お礼にずっと探してた虹色の枝とまほうの石を差し出された、まほうの石を貰おう」がラムダ
にあった訳じゃないですか。
場所と中身がある程度重なってるんですよね。
だから私は「テオじいちゃんが助けたどこかの里長の息子=ラムダの長老の子ども」なんじゃないかと思っていたし、改めて一章を読んでテオじいちゃんって元々はグロッタの出なんじゃないだろうかと思う様になったんですよね。
(一章に「着の身着のまま”町”を飛び出した」とありましたし)
常さん
トレジャーハンター記の場所の意味は考えた事なかったですね!何かあるかもしれないので、ちょっと考えてみます。
後、テオが助けた長老の息子は僕もラムダの長老だと思っています。で、その魔法の石の使い方を教えてくれたのがカミュです(笑)
カミュも謎が多いですよね。
役割とか、生い立ちとか。
「勇者の相棒」というポジションではあるけれど他の仲間達に比べると「カミュ個人」に対する情報が圧倒的に少ない。
それでもいて誰よりも預言者が干渉している人物でもありますし。
常さん
そうですね、カミュは謎だらけですよ(笑)
バイキングに拾われた
クレイモランにもオーブがあったのに、わざわざデルカダールのオーブを狙った
予言者(ウラノス)に導かれてデルカダール王(ウルノーガ)の下へ導かれる
異変後に記憶を失う
異変前はスキルが封じられている
イシの村復興でエマに頼まれたデクとルパスを知っている
カミュは自分の意思で動いているというより、本当に勇者を導く役割なのでしょうね。
カミュがデルカダールのオーブを狙ったのはデルカダールに伝わるオーブが、マヤが昔欲しがっていたレッドオーブだったからかと。
カミュが単体で受けた預言も異質なんですよね。
作中に登場する他の預言は
「勇気を胸に 雷を手に」
「ケトスに乗って神の民に会いに行け」
「時の賢者が大樹の北の塔で待っている」
などせいぜい数日先の出来事を指しているのに対して、カミュへの預言は
「オーブを集めて地の底で出会う勇者に力を貸せ、そうすれば贖罪は果たされる」
というもの。
カミュがレッドオーブを盗んで捕まるのが本編の一年前に当たる事から考えてもだいぶ先の事を預言している事になります。
それとスイッチ版で、異変後、カミュが記憶を失う前のエピソードが追加されている様です。
常さん
カミュの記憶喪失ですが、スイッチ版で予言者から記憶を失う代わりに物凄い力を与えられてました。予言者の姿はホイミスライムです。なので本当にカミュは聖地ラムダ出身かもしれません。ボイスドラマ愛のともしびでは、ベロニカとセーニャはモンスターと仲良しなのと、予言者ウラノスは、自分はその者が知っている姿に写るという事からです。
スイッチ版であっさり解明したカミュの記憶喪失ですが、その先を考えるのが我々の楽しみでもありますね
デクとルパスに関してですが、まずデクは
「盗賊時代の相棒(現在は元相棒)」との事ですし、どうやらカミュがレッドオーブを盗んで捕まる直前ぐらいまで一緒に行動していた様です。
カミュは5年前から世界を転々としていたそうですのでその中でデクと出会ったのでしょう。
またルパスですが、
地下迷宮、ホムラで会った時の台詞から「直接会った事は無いけど噂は耳にした事がある」ことが伺えますし、「天才情報屋」とは言っていますが別段「姿がわからない」などの話題もありませんでした。
ルパスの様な青髪はロトゼタシアに全く居ない訳ではありませんが珍しい事は確かです。
会った事は無くても「天才情報屋は青い髪をした子連れの男性」とさえ知っていれば多少のアタリは付けられると思います。
テオと言えば気になるのは序盤の、10年前のイシの村に行った時の事も気になりますね。
旅立ち前夜にエマは
「昔同じ様にスカーフが飛ばされた時に主人公が村中を駆け回ってくれた」
と言っていますが「取ってくれた」とは言っていませんし、本当に過去のイシの村に行っていた線は無くなる訳ではないと思います。
だけど、同時にエマは主人公と同じ名前を名乗る青年と出会った事には全く触れませんし、10年前の時点で既に大人だった村人達も同様です。
手紙の中とは言え10年後の主人公にあった事に触れるのはテオただ一人。
村人の中にはテオが主人公の標準衣装を着ていた頃の事を覚えている人も居ましたから、「全員が全員覚えていない」と言うのは流石に不自然に感じます。
(単にストーリー展開上ぼかされているだけかも知れませんが)
更に、焼き払われたイシの村に入ってからのイベントは「大樹の記憶」とされていますが(大樹の根も主人公の勇者の紋章も光っていたので何かしら関係があるのは間違いないと思います)、他の大樹の根のイベントと大きく違い、過去の村を探索出来るし村人に話し掛ける事も可能です。
何より、「イベントはイシの村に入った瞬間から」始まっています。
まだ大樹の根にも接近していないのに。
明らかに異質。
村にあるのは大樹の根だけですから過ぎ去りし時を求めたとも考えにくい。
では、あれは何だったのか。
一つ考えている説はあの「10年前のイシの村」がテオの夢の中であり、主人公は10年前のテオの夢に干渉していた、詰まる所夢見が起こったという説です。
(書いている内に思い出しましたが、ユグノアに行ったのもバクーモスが作り出した悪夢の世界だったとは言え「夢の中」でしたね)
まだまだ根拠も足りない、こんな可能性があったっていいじゃない、ぐらいの妄想話ですが少し考えてみました。
テオの夢の中での話ならばテオ以外誰もあの出来事に触れないのも頷ける気がします。
当然です、そもそも村人達は10年前のイシの村(現実)では誰も主人公に会っていない事になる訳ですから。
常さん
これを解くには、夢見と言われる現象がなんなのかを考えたらいいかなと思います。夢見と言えばファナード長老。夢見は少し先の未来が見える現象なので、過去を見るのは難しいかなと思います。
それとですね、色々な考察をしてきて思うことは、ドラクエ11で説明される事は全て真実だと思っています。例えばですが、僕はベロニカが小さくなった理由は嘘なのではないか?と疑った事がありました。でも、それだとキリがなかったのです。アレもコレも僕の都合がいいように解釈して考察するようになっていましたから。
それを止めてくれたのがつけさんです。
この辺から、とにかく確定情報にこだわりました。
で、この話と通じるものが一つありまして、ドラクエ11のアレコレを考える上で、言わない事は嘘ではないという物があります。
例えば今回の大樹の根。大樹の根と言われれば、誰もが命の大樹を想像しますよね?
言わない事は嘘ではないので、どうして命の大樹の根と言ってくれなかったのか?言いたくない理由が他にあるのか?
こういうケースが、ドラクエ11には多々あります。ロトゼタイシスという詩集の二章とかね(笑)
これも、言わない事は嘘ではないです。
なので、例えが多くて申し訳ないのですが、ファナード長老が私の枕元へ笛を置いていく夢を見たと言いますが、そのベロニカは大人なのか子供なのかわかりません。
本当に言わないケースが多々ありますので、嘘ではないけど足りない台詞などを拾うと面白いですよ
勇者の力を持つ「16歳の主人公」が大樹を通じて(本人の意思と関係無く)干渉する事で「10年前のテオ」が夢見をした、主人公が見た10年前のイシの村はテオの夢の中だったのではないか?
という仮説だったのですが、10年も先の未来を夢見するというのはゲーム中にも描写は無いですものね、飛躍が過ぎました。
ただ、やはり異質なケースである事は変わらないのでまた考えてみたいと思います、ありがとうございます。
常さん
それは皆さん同じですから、気にせず考察を楽しんだ者勝ちですよ!でも本当、色々繋げようとすると都合の良い方へ導きたくなってしまいますから、そこだけは注意ですね。
僕とつけさんは、イシの村の大樹の根はロトゼタイシスの大樹の根ではないかと疑っています。やはりあまりにも異質ですし、命の大樹と言われない限り可能性を探るのは面白いですね。ちなみに確定情報はないです(笑)
このイシの村の出来事と似ているのは16年前のユグノア城の出来事に介入出来る事ですよね。でも異なるのは、過去を変えられなかった事と、勇者の姿は気配でしかなかった事。
何かヒントになれば面白いんですけどねぇ……
過去の村は見たけれど時のオーブの破壊があった訳ではない
=主人公は過ぎ去りし時を求めてはいない
=イシの村のイベントの前後で未来は変化していない
という仮定のもとまた少しイシの村のイベントについて考えてみました。
変化が無い、つまり物語スタートの時既にテオが亡くなっている以上、手紙やまほうの石は主人公がデルカダールに向かう為に村を出た時点で三角岩の所に埋まっていた事になります。
特にまほうの石は孫の旅に必要になる(かも知れない)ものですし、翡翠の首飾りと同様にペルラに預けて、旅立つ主人公に託していてもよかった筈ですし、そうでなくとも家で保管しておいたってテオ存命の時点では不都合は無かった筈なのです。
しかし実際に主人公が受け取ったのは首飾りのみ、他のアイテムは後に三角岩で回収されます。
何故テオはわざわざそんな事をしたのでしょう。
知っていたのかも知れません。
主人公がデルカダール王に捕らわれる事も、後に村が焼かれる事も。
だから、王に会う為に最低限必要な首飾りだけを先に渡し、村から少し離れたイシの大滝、その傍の三角岩に残りのアイテムを隠した。
ではどうしてテオは未来を知る事が出来たのか。
先日の考察及び指摘からも夢見ではないと思われます。
また、今回の仮定から(この考察の中では)過ぎ去りし時を求めた訳でもないです。
(過去の村に幼い主人公も存在していましたし)
テオからの手紙には「未来から来た主人公に会った」と明記されています。
ですが主人公は過去へ行ってはいません。
では10年前にテオが会ったと言う「未来から来た主人公」は誰だったのでしょう。
私は、預言者だったのではないかと考えています。
見る人によって姿を変えられる預言者が、
16歳の主人公の姿で、
10年前のイシの村に現れてテオに会い、
いかにも体験してきた様に未来で起こる事態をテオに語る
(実際にはオーブ破壊前の世界で起こっていた事であり、この世界ではまだ起こっていない)
事で対策を講じさせたのかな、と。
(続きます)
テオは「未来の主人公に会った」と思っていますから、未来の孫に向けた手紙を書き、この先の旅に役立つであろうまほうの石はデルカダールに向かう時の主人公には渡さず、母親の手紙と共に村から少し離れた三角岩に埋めます。
また、ゲーム本編で操作してきた主人公の方ですが、ナプガーナ密林を抜けイシの村に到着すると10年前の村である事が段々とわかって来ます。
しかし、過去に来てしまった訳ではありません。
村にあるのは大樹の根だけでありオーブの破壊は起こっていない、過去に行ける道理が無いのですから。
では主人公が見ていた村は、そしてテオは何だったのか。
村は大樹の記憶を元に預言者が作り出した空間(もしくは大樹・預言者・勇者の力が同時に発動するなど何らかの原因で意図せずに具体化した記憶)で、
テオは預言者が化けた姿ではないかな、と考えています。
10年前のテオに16歳の勇者の姿で(未来から来た孫を装って)預言を与えたのと同じ要領で、
16歳の勇者に、
10年前に生きていたテオの姿で、
未来から来た孫を助けようとする祖父を装って、
(過去テオに預言を与えた時の様子を再現しながら)
三角岩に誘導したのではないだろうか、と。
(続きます)
主人公(プレイヤー)も、「自分が過去に戻ってテオに会って来た」と思っていますから三角岩で掘り出したテオからの手紙やアイテムを、「自分がテオに会った後にテオが用意して埋めてくれた(=未来が変わった)」と錯覚した…………。
(実際にはゲームが始まった時点で埋められている)
という事があったんじゃないだろうか、という妄想多めのイシの村イベントの裏側(真相?)考察でした。
起こった順に並べると、
・10年前、預言者が16歳の主人公を装ってテオに預言を与える
・テオは未来の孫に向けた手紙を書き、エレノアの手紙、まほうの石と共に三角岩の傍に埋める
・テオが亡くなる
・16歳の主人公がデルカダールに向かう
・カミュと共に脱獄してきた主人公が生前のテオを装った預言者に預言を受ける
・三角岩にてテオの手紙を読む
常さん
予言者説、いいですね!後はその確定情報が欲しいですね。
テオは、ワシは一目でお主とわかったと言ってました。予言者は、自分はその者がイメージした姿に見えると言いましたので、もしかするとテオが会ったのは僕らの知る16才の勇者ではないかもしれません。
確かにウルノーガであるデルカダール王に会えと言うのも誘導されている感があるんですよね。
以前、つけさんとエレノアはよく時間的にあの手紙を書けたなぁと話してました(笑)
魔法の石の誘導やエレノアも未来を書いた手紙を用意しています。ニズゼルファが覗いたシーンですね。
以前書きましたが、僕らは確かに勇者がテオに会った映像を見ました。エレノアが手紙を書いていた映像も見ました。やっぱり、ここに嘘はないんですよね。これが確定情報になりますから、どうして10年前のテオやエマは、16才の勇者と会話が出来たのかを確定情報から繋げるしかないのが難しいんですけどね……。
常さん、これは惜しい気がしますよ!もう少しですかもです。やはり予言者である確定情報が欲しいですね(^-^;
主人公が会ったテオ=預言者と断言する根拠とするにはまだまだ弱いですが、イシの村のイベントの時にテオが初めて現れるシーン、テオは釣り糸を垂らして釣りをしているんですね。
これ自体はエピソードとして「イシの大滝でも釣りをしていた(幼い主人公はよくくっついて行っていた)」とありましたし不自然ではないです。
しかし、預言者もまた初めてゲーム中に姿を現した時(=異変後の世界でジャコラに襲われた直後)、釣りをしています。
主人公との会話も合わせ、ケトスに繋がっていくものだと思っていましたがもしかしたらそっちの伏線、というのもあるかも知れない……と考えています。
城から逃げる時にエレノアとマルティナ&主人公は別行動を取っていますから、あの手紙は別れた時点で既に入っていた、
それが書かれたのは更に前、という事になりますもんね。
「ユグノアが魔物に襲われた」は確かに違和感がありますね。
成長した主人公(=未来)に宛てて書いていますから、今(現在から見て16年前)の出来事を過去形で綴るのはまだ理解出来ます。
が、彼女が手紙を書いていたと思われるその時、「『ユグノア襲撃』はまだ起こっていなかった」筈ですから。
また、「邪神はローシュに倒された(もう存在しない)」と誰もが信じていて、かつ、ウルノーガの事は知られていなかった。
つまり対策なんて取りようの無い予想外の事態であった。
それにも拘らず手紙にはしっかりとユグノア襲撃の事が書かれており、テオの手紙とは違った、「あなたを逃がすので精一杯でした」などの「手紙を書いていたと考えられる時点では起こっていなかった筈なのにまるでその瞬間、目の前で起こっていた事を書いた様にさえ感じる表現」も見られます。
ちょっとリアリティがあり過ぎる気もしますね。
常さん
そうなんですよね。おっしゃる通り、エレノアもテオも未来を知っている行動なんですよね(笑)なので、ドラクエ11はどこがスタートラインなのかわからないです。
とりあえずエレノアさんは、異変後の勇者の力といいアーウィン救出といい、色々知りすぎてますよね?
後、面白かったのは予言者とテオの共通点!まさかの釣り(笑)
これはいい所に気づきましたね!確かにあの時予言者は、どうして勇者と釣りをしたの?と聞かれると、僕は答えられません。
コメントでつけさんと、予言者とセニカは双子では?と話してましたが、ウラノスの悪の部分がウルノーガですよね。そのウルノーガは、デルカダール王の体に憑依してました。予言者ウラノスも、実体は無いように感じますよね。
そうなると、予言者がテオに憑依していてもいいのかなとも思えます(笑)
ただ、今のところ予言者が誰かに憑依していた確定情報がないのが残念ですね。
話は違いますが、セニカが時のオーブを破壊した後に声が聞こえましたが、あれももしかすると予言者の声かもしれません。セニカの声に思えますけど不自然でしたし、予言者とセニカが双子で予言者がセニカを導いたのなら怪しいですね(笑)
エレノアが未来を知っている(と捉える事が出来る)事象はラムダの長老やテオの例とは少し違う気がしているんですよね。
異変後のラムダに生まれたばかりの子どもを亡くした母親が居たじゃないですか、彼女は過ぎ去りし時でも何となくその事を覚えている様子でしたが、あれの上位互換に近いものの様に思えるんです。
ユグノアが襲撃される事、自分は死に主人公と共に居られない事。
この辺りは、手紙が書かれた時点ではまだ起こっていなかったと思われるのに、さも確定している事の様に綴られています。
それに対し、「心ある人に拾われ……」の辺りでは急激に確信が失われている様に感じられます。
この事から、エレノアは比較的はっきりと、「覚えていた」のではないかな、と。
「勇者の紋章のアザを携えて生まれた息子」「各国の王族がユグノアに集う」「雨」「魔物に襲われるユグノア城」そして「命を落とす自分」。
これに近い記憶が断片的にでもエレノアに残っていたのなら、条件を満たしたあの日、エレノアは記憶の通り己が死ぬ事を、ユグノアが襲われる事を予め確信する事が出来たのでは?と、そう思うんです。
常さん
ドラクエ11というゲームのストーリーは、全てはニズゼルファ撃破の為にどれも欠かせない物なのでしょうね。
もしアーウィンやエレノアが生きていたら、ニズゼルファは倒せなかったのかもしれません。つけさんのコメントにありますが、おそらくロウと兄弟であるテオがトレジャーハンターにならなければイシの村へはたどり着かなかったかもしれません。
もちろん、ウラノスがウルノーガを生み出さなければならなかったとも思えます。
常さんのように、一人一人何をしたのか遡っていくといいですね。例えば今回の、テオは何をしてなぜ勇者を導く事が出来たのか?
僕がドラクエ11の記事の考察っぽい遊び記事を書いた初めがウルノーガは何回やり直したの?でした。そのあと、ホメロスやベロニカも何回やり直したの?を書きましたねぇ……今ではお恥ずかしいですが(笑)
で、その結果ニズゼルファ討伐の黒幕は誰なのか?
ニズゼルファは、二度も負けたと言います。それはローシュと勇者ですよね?でもご存知の通り、ローシュではニズゼルファの魂までは消滅出来なかった。
そして物語は続き、エレノアもテオも勇者もベロニカも、予言者ウラノスさえも結局は操られている気がする……
その一番近い答えが、僕とつけさんがずっと話しているウルノーガなんです(笑)だからウルノーガさん!なんですよね。
ローシュが倒したニズゼルファは、勇者誕生で再び甦った。だから悪魔の子と呼ばれたのでしょう。そして世界は勇者の星落下で滅びています。でも救ったのはファーリス王子が言った救世主ウルノーガさんでしたね。
つけさんはウルノーガさんが大好きなので、あのように考察しているとは思えないんですよ。贔屓しなくても、物語を遡っていくとウルノーガはおかしな点ばかりが目につきますので。あれ?これってやっぱりウルノーガは正義になったんじゃないのかな?って。
オマケですが、僕はベロニカがウルノーガを屈服させたと思っていました(笑)これもどうも違うんですよ。
僕はドラクエのナンバリングを全てプレイしていませんが、魔王が救世主なのはドラクエ史上初かもしれません。
これ、記事にしましょうかね。ウルノーガを遡ってみましょうかね(笑)
行動を見直してみると、一貫して「悪」でいる様に見えてその実疑問も残るウルノーガですが、『「善」に転んだ』、と断言してしまうのも少し違う気がして私はモヤモヤするんですよね。
元々ウルノーガはウラノスという人間で、先代勇者・ローシュの仲間の一人だった。
邪神にトドメを刺そうという所で邪神の甘言に抗い切れなかったウラノスはローシュを刺し、邪神の力を得る。
こうして誕生したウルノーガにもまだ、僅かに善の心は残されていて、それが分離したのが預言者……。
という顛末はゲーム内で語られています。
「善の心が失われたウラノス」が『ウルノーガ』なのです。
「善の心が無い=悪」としてしまうのもまた早計な気はしますが、悪にならなかったとしても、少なくともウルノーガは善ではない訳で。
そんなウルノーガを「もしかして正義、大樹(聖竜)サイドの駒なのでは……?」とするのは納得まで落とし込む事がむずかしいかな、と思ってしまいますね……。
常さん
ちょっと記事を書いてみたので、そっちでモヤモヤを少しでも解消してくださればいいかなと思います。くだらない記事ですけどね(笑)
つけさんはウルノーガさんが大好きなので気にしなくていいですよ。個人の楽しみ方の違いですから、楽しく考察しましょう
(話が変わってしまいます)
・今
・数百年前
・いにしえの時代
・神話の時代
という具合に、11には時のオーブ破壊によるループを排除しても「数百年前」・「神話の時代」・「いにしえの時代」と、いくつか時間の呼称が登場する訳ですが、「今」以外を指す時間たちに区別は存在するのか、という点が気になっています。
この内少なくとも、「数百年前」と「神話の時代」の二つは全く別の時間なのではないかと考えていますが、ふう船さんはどの様にお考えでしょうか。
常さん
シュタインズゲートみたいに、別の世界線が存在するとパラレルワールド的な考えになるのかなと思います。でもそこは堀井さんが否定してましたので、区別は存在しますし歴史は繋がっていると思いますよ。
神話の時代の初代勇者ロト
いにしえの時代の勇者(時戻りの主人公)
数百年前の勇者ローシュ
今の勇者ロト(主人公)
こんな感じかと思いますので、区別は存在すると思っています。どの時代が欠けても、ニズゼルファ討伐は叶わなかったとも思いますしね。
ありがとうございます。
異変後のEDの後だったと思うのですが、主人公が「光の御子」と呼ばれた事から
・数百年前に虹色の枝を持ち帰った人物もそう呼ばれていた→→その人物も勇者?
という疑問に至ったのですが、
・主人公は先代勇者ローシュの生まれ変わりであり、ローシュ以降主人公以外に勇者が居た事を示す確定情報は無い(ローシュと主人公以外は勇者と呼ばれていない)
・ローシュがニズゼルファを倒したとされていたのは神話の時代
・現実でも、数百年前の時代を神話の時代と言う事は無い
・主人公は大樹の記憶を読む事が出来るが、ナプガーナ密林に居た木こりのマンプクいわく、「大樹の記憶を読める者は大樹に愛された者」である
・この話はマンプクの祖父(もしくはそれ以前)の時代から口伝で伝わっている(口伝で伝えられる程度の時間経過しか無い)→→「大樹に愛された者」が必ずしも勇者であるとは限らない(逆は恐らく成立する)と考えられる
これらから、
虹色の枝を持ち帰った光の御子≠ローシュ
そして数百年前と神話の時代は別の時代を指している(神話の時代→数百年前の順)
だとは思うのです。
しかし、いにしえの時代についてはストーリーに大きく関わる所で語られた記憶が薄く、神話の時代と区別が存在するのか疑問でしたので質問させて頂きました。
もう一つ気になった事を。
ふう船さん達は時折、ユグノアにあるいにしえの勇者像について語っておられますが、あの像は確か、「あまり知られていない話だが、ラムダにある賢者セニカの像と对になった夫婦像である」とゲーム中の本に明記されていたと思います。
私は、セニカがラムダの出であり、ローシュもまたユグノアの出身である(=出身地に像が建てられている)事、ラムダにある像がセニカの像だと明言されていた事からユグノアの像はローシュだと思っていたのですが、気づいていないだけで違うという根拠があったのでしょうか?
(この認識がいにしえの時代と神話の時代の区別があるのかわからなくなった一つの理由かも知れません)
常さん
いつもご丁寧にありがとうございます。本当に感謝しています。
まず話しておきたいのは、僕もつけさんも必ずしも正解を書いている訳ではないので、自由に考察を楽しんで下さいね!まだまだ冒険の途中なのです(笑)
で、常さんの目の付け所が素晴らしくて、虹色の枝を持ち帰ったのはローシュではなく主人公であるという考察ですよね。
これは正直盲点でしたぁ(笑)
考えていないので、とりあえずコメントで。
虹色の枝と言えばオーブ集めの道具。元々数百年前に持ち帰られた枝だった。使用目的がわからないのに高値がつく。そのオーブを作ったのはウラノス(ウルノーガ)?技術は古代プワチャット王国。
数百年前にウルノーガ自ら古代プワチャット王国を滅ぼしてますが、目的は不明なんですよね。魔法技術を隠したかったのでしょうか?
この辺はまた記事にしてみますね!
後、夫婦像ですよね。
ケトスに乗ってユグノア周辺を上手に飛ぶと、PS4版でいにしえの勇者の姿を確認できます。これがエンディングのドラクエ1の勇者にそっくりです。理由はそれだけですね(笑)
すみません、言葉足らずでしたので少し訂正を。
主人公(今代の”勇者”)は「光の御子」と呼ばれました。
先代”勇者”ことローシュは「光の御子」と呼ばれた形跡こそありませんが、同じ”勇者”である主人公がそう呼ばれていますし「光の御子」とカウントしても差し支えはないかと思われます。
ただ、11の中にはもう一人、「光の御子」と呼ばれる存在が居ました。
それが虹色の枝を持ち帰った人物です。
そして
主人公、ローシュ、虹色の枝を持ち帰った光の御子。
この三人が生きた時代は
今、神話の時代、数百年前
とバラバラです。
(順番はローシュ→光の御子→主人公)
ローシュの生まれ変わりかつ彼の次の”勇者”にあたるのが主人公である事から、光の御子は”勇者”ではなかったと考えられます。
(わかりにくかったと思うのですが、この発想と同じ事が言えるのが「大樹に愛された者」だという考えに至った為、上記の通り根拠だと思うものの一つとしてマンプクさんの話題を出させて貰いました)
なるほど……PS4版で見た時に勇者像の姿を詳しく確認出来るのですね。
3DS版しか知らない為、像が建っている事、我々プレイヤーが知るローシュの姿と似ても似つかない格好をしている事しか把握していませんでした。
セニカもまたラムダで、神の民の里の像とは違う姿で像が建てられていたので、そういうものなんだろうな、程度に思っていました。
ありがとうございます。
常さん
大樹に愛された者が基準であるなら、光の御子は僕が最近つけさんと話している勇者ウルノーガ説はあると思いますよ?(笑)ファーリス王子はウルノーガを救世主だと言いますしね。
でも以前も言いましたが、大樹に愛された者の大樹って命の大樹なの?という疑問は残りますけど。僕はロトゼタイシスの大樹かなと思ってます。ウルノーガが元勇者なのも、勇者の剣を取り出せたからかなと。大樹の魂が拒否反応したのはホメロスに対してだと思っていますので。
それといにしえの勇者像ですが、僕の力作でよければドラクエ11と各シリーズは似てるだけの記事のトップに貼ってありますので見て下さい。
大樹の魂がホメロスだけを拒んでいたのであれば、ウルノーガはわざわざ勇者から力を奪う必要は無くなるのではないでしょうか……?
直前のシーンでシルビアも拒まれていましたし。
「勇者の力を持った者だけを受け入れるシステム(=勇者以外を弾くシステム=魔のものを拒むシステムではない)」だったのだと私は考えています。
ホメロスによる襲撃の際に大樹の魂が一度閉じたのは
「ホメロスという魔の存在が現れたから」ではなく、
「ホメロスの攻撃を受け、主人公が倒れた事で大樹の魂へのアクセスが中断されたから」
だと思っています。
(過ぎ去りし時でも、ホメロスの攻撃を弾いた後、アクセス途中だった主人公は魔王の剣を手に臨戦態勢を取っており、やはり大樹の魂へのアクセスは途絶えています)
また、いにしえの勇者像の方も確認して来ました。
確かにローシュと言うよりは1の勇者に似たフォルムでしたね。
ただ、セニカの像(ラムダにあるもの)も違う姿の像となっていますし、「ローシュではない」とするのは早計である様な気がします。
11、謎が多過ぎて考える側から別の疑問が浮上してどんどん話がそれて行ってしまう…………。
常さん
よければ僕の最新記事の考察を検討してみて下さい。いにしえの勇者が誰で、いにしえの賢者セニカが誰なのかわかると思います。納得はいかないと思いますけど、僕の考察を否定できれば新たな答えが浮かぶと思います(笑)
例えばウルノーガはなぜ勇者の力の奪い方を知っていたのか?さらにはあの行動は結局勇者の剣を手にいれる為だけだった事。なぜウルノーガは勇者の命を奪わず勇者の力をわざわざ封印したのか?なぜ勇者はイゴルタプから力を呼び覚ましてもらうと暗黒斬が使えたのか?
もし自分(僕や常さん)がウルノーガなら、魔王となる為にどうすれば良かったのか?時を戻れる事も知っているウルノーガなのに、どうして勇者に屈したのか?
聖地ラムダのセニカ像は、なぜ賢者セニカと似ていないのか?聖地ラムダにある絵に描かれているセニカは、どうしてローブ姿なのか?そしてセニカはどうして時の番人に姿を変えたのか?
僕は、これらは全て繋がっていると思ってますよ(笑)
本当に訳わからなくなりますけど、一つずつ考えて行けばいいのかなと思いますね(^-^)v
ウルノーガ・ウラノス関連のイベントを振り返ってみたのですが、ウルノーガはやはり悪で間違いないようです。
「邪神の力を吸い取って悪に染まった」と明言されていました。
また、魔王ウルノーガが誕生するイベントでは主人公がウルノーガに勇者の力を奪われ、力を潰されていますが、その後の預言者とのイベントでは
「力は見えないし触れる事も出来ない、簡単に握り潰せるやわなものじゃない、特に勇者の力は」
という内容の発言があり、
異変後のユグノアイベントにも、「主人公の中にある聖なる光は決して消えない、それはあなたの中で密やかに目覚めの時を待っている」
という台詞があります。
……矛盾が生じている様にも思えます。
ここで一つ仮説になるのですが、異変直前の命の大樹でのイベントの時、『ウルノーガが主人公から勇者の力をった』のではなく、『主人公がウルノーガに勇者の力を与えてしまった』のではないでしょうか。
ウルノーガは元々は先代勇者ローシュのパーティの一員・ウラノスですし、勇者の星の破壊や天空魔城での発言からも伺える通り、ウラノスだった頃の記憶を引き継いでいます。
同じくウラノスを原型とする預言者も、勇者の力について先程挙げた通りの発言を残しており、今代の勇者である主人公よりもずっと深く、勇者の力の性質について理解していたと言えると思います。
(続きます)
勇者の力をウルノーガに明け渡してしまったのも、封印してしまったのも「主人公自身の力」だと思うのです。
ホメロスにやられ、既に満身創痍の主人公をウルノーガの魔手が襲います。
苦痛にもがきながらも主人公は抵抗を試みますが、アザは失われ、ウルノーガの腕にすがる手も徐々に弱々しくなり、ついに脱力してしまいます。
そこで、ようやくウルノーガは腕を抜きます。
その手には勇者の力……。
そう、「主人公が脱力した後にウルノーガが勇者の力を引き抜いている」のです。
続くシーンからもわかる様に、主人公は気絶などしている様子はありません。
私は、主人公が「敵わない、力を奪われてしまう」そう思い、屈してしまったからこそ、「危惧した通りに」ウルノーガに力が宿ってしまった(実際は奪われてなどおらず、セニカの時の様にコピーされた力が宿っただけ)のだと思うのです。
勇者の力が使えなくなってしまったのも、ウルノーガが勇者の力を握り潰した際に「消えてしまった」と強く感じてしまった事で、本当は奪われてもいなかった勇者の力を無意識の内に、己で封印してしまったのかな、と。
(続きます)
その後の預言者とのイベントやユグノアでも、上のコメントに挙げた通り、勇者の力が消えていない事が示唆されていますし。
常さん
ウラノスは勇者以上に勇者の力に詳しい。
これがビンゴなのではないでしょうか?
ロトゼタシアで行われている事は、全てニズゼルファを倒す為。初めは闇の世界(ニズゼルファの世界)に聖竜が関与しています。
これは二年前に当時の皆さんと話していたのですが、勇者を中心に見ると勇者が正義です。でも、元々はニズゼルファが侵略されているんですよね(笑)
過ぎ去りし時もそうです。ニズゼルファは引きこもりで、大樹の魂を奪おうとはしません。
では、ウルノーガがやった事は普通に見れば悪です。でも、ウルノーガがいなければ最大の目的であるニズゼルファ討伐は叶わなかったのです。
だから、過ちを正せる時のオーブシステムを作った。その人物は誰なのか?
これがウルノーガになったウラノスしか、今の所いないのです。
ローシュを殺し、古代プワチャット王国やそれぞれの国々を滅ぼしたのもニズゼルファ討伐への布石と思えます。誰かが闇の力を手に入れる必要があり、そうでなければおそらくニズゼルファの目であったダークオーブを破壊出来なかったでしょう。
普通に見れば、ウルノーガは悪です。でもそれは、ドラクエ1に似た勇者がドラクエ11内に存在していた事実と同じですね。普通に見れば、あれはドラクエ1の勇者であり、後の勇者ロト。ラストシーンもドラクエ3の始まりなので後のドラクエ3と思えてしまう作りになっています。
本当にね、ドラクエ11を作った制作側は素直じゃないんですよ(笑)なのでそのままを見ないで、その奥を見るようにすると色々わかると思います。
大半の人はそう思う。でも見方を変えれば全く意味が違う事になる。最近で言いますと、片葉の君よの歌詞ですね。
僕はベロニカとセーニャの前世の出来事で考察は止まっていましたが、あれはウラノスとセニカの話かなと疑っています。
誰もウラノスを敵視しない事から、ウルノーガが悪ではないのはわかります。全ては過去ですし、ニズゼルファ討伐に必要な事だと記憶の中でかすかに覚えているのでしょう。
そして、そもそもセニカとネルセンと神の民はウルノーガをほったらかしにして、ニズゼルファの肉体を封印しています。その後セニカはローシュが生きている時代へ戻ろうとし、ネルセンは来たる未来へ向けて武器を保存。誰もウルノーガを討伐しようとしないのは変ですよね?神の民の里にはウラノスの銅像もキチンとありますし。
なので、ウルノーガは悪だと言われているのにどうして勇者の手助けをしているのか?もしくは、勇者手助けをしてしまっているのか?
一つ奥を見て考えると面白いと思いますね(笑)
神の里(過ぎ去りし時)のイベントを見ると、イゴルタプ長老さえ、(予想はしていたけれど)邪神討伐が果たされなかったのはウラノスの裏切りが原因であった事は知らなかった様に思われる台詞が出てきます。
また、ローシュの時代に神の民(数名)が地上に現れたのはセニカと共に邪神の肉体を空に封印する時だけでした。
(その時既にウラノス(ウルノーガ)は姿を消している)
ウルノーガは長らくその身を潜めていましたし、神の民はセレン女王の様に地上の様子を詳しく見通す力(またはアイテム)を持ってはいない様です。
(里では魔物や邪神の力が強まっている事、それによって苦しむ人々が各地に居る事、ぼんやりとした情報しか得られません)
少なくとも神の民には姿を消したウラノス(ウルノーガ)を追う術は無かったのだと思います。
現代の里に伝わっている神話も、「勇者ローシュが仲間たちと共に邪神を倒した」というものでしたし、彼らは純粋にウラノスもまた勇者パーティの一人であると認め、信じている様に見えましたね……。
そう言えば、邪神は「倒された」とは伝わっているけれど「滅ぼされた(消滅した)」とも「封印された」とも伝わっていないんですよ。
滅ぼす(トドメを刺す、消す)事こそ叶わなかったけど、邪神を負かす事には成功しているローシュ一行ですので(ニズゼルファ自身も一度敗れたと発言していますし)、決して嘘を伝えている訳でもないんですよね。
そして、時のオーブや忘却の塔ですが、忘却の塔はローシュの時代には既に存在しています。
神の民が空に潜む様になった
(=塔と同じ技術(浮遊石)を利用した神の民の里が出来た)
のがロトゼタシア完成(人間の誕生を見届けた)後であり、ローシュ達が生まれるずっと前から存在していた事が伺えます。
(古代図書館も同様)
セニカが塔を訪れるまでにどれほどの時間が経過したのかは定かではありませんが、彼女は古代図書館で見つけた本を読んでおり、それを頼りに塔へやって来た様に見えます。
この時のセニカは賢者とは言えただの人間ですし、見た目に大きな変化が無い所を見ても、数十年単位の時間は流れていない筈です。
(恐らく長く見積もっても数年~10年程度かと)
ウルノーガは闇の力を得、悪に染まっています、忘却の塔には失われたものを復活させる「光」があり(セーニャ談)、時のオーブは、失われた時の化身が紡ぎ続けたロトゼタシアの時の結晶です。
失われた時の化身は邪神討伐後のエンディングからもわかる通り、
聖竜が一度邪神に敗れ命を落とした後、神の民の祈りが起こした奇跡により再び動き出した時点で存在しています。
(あの瞬間に生まれたのかも知れませんが)
聖竜が一度死に、生き返るのはロトゼタシアが誕生する『前』の話です。
ウルノーガが誕生したのはそれより先の時代です。
時のオーブを紡ぐ存在はロトゼタシアが作られた時点で居る訳ですから、既に時を管理するシステムもあったと考えられます。
ウルノーガが作ったと仮定するには、性質も、時間もちぐはぐですし無理があるのではないかと私は考えます。
過去、主人公が勇者の力を行使してきた場面(大樹の根や聖なる苗木、導きの木から記憶を読む場合、勇者のつるぎを使った場合、聖なる種火など勇者の力に反応して自ら作動する場合は除く)を見返すと、
・ヘルコンドルに雷を落とす
・ジャコラの装甲を剥がす
・暴走した黄金化の力(触手)を怯ませる
・セニカを元の姿に戻し、勇者の力を与える
(カミュと共に脱出する(導きの教会で目覚める直前のイベント))
などが挙げられます。
これらは、「主人公が強く思った事を実現する方向に力が働いている」様にも見えます。
そしてそれぞれの事象において、勇者の力を使うという意思の有無に拘わらず
「エマを守る」
「今度こそジャコラを倒す(海の脅威を取り除く)」
「マヤを救う(その為にカミュの手助けをする)」
「セニカを救う」
(デルカダール兵から逃げ切る)
などを主人公が強く意識していたと考えられると思うのです。
もしもこの性質をウルノーガが理解していたらどうでしょう。
(少なくとも主人公よりは的確に理解していたと思います)
主人公に「敵わない、このままこいつに勇者の力を奪われてしまうんだ」と強く意識させる事さえ出来れば、それが実現する方向へ、勝手に動いてしまうのではないでしょうか。
思えば、異変後に急に、「勇者とは決して諦めない者の事」と言い始めるのも少し不自然な気がします。
異変前ではせいぜい、
「邪悪の神と戦った存在(その生まれ変わり)」だとか
「新たな脅威を退ける為に再び生を受けたのでは?」だとか。
その様な事しか語られていませんし、過ぎ去りし時でも、『勇者の定義』について語られる事は無かった様に思います。
異変後にだけ、勇者の定義が語られているのです。
ここから、もしかして主人公は一度、異変後に語られるという事はその前のタイミングで、何かを諦めてしまったのではないか?という考えに至りました。
その「主人公が諦めてしまったもの」とは何か。
それが勇者の力だと思ったのです。
(上で挙げた通り、「主人公が脱力してから」「ウルノーガが勇者の力を取り出して」いますので)
常さん
そうなのですよ。ウルノーガは何回やり直しても上手く行かず、誰かにどこかのタイミングで屈したから悪でも正義でもなく勇者の完成ルートの一部になった!と、思うじゃないですか?僕らもそう思ったのですよ。ベロニカに屈したのかなと。
でもどうやらそうではなく、そこからまたさらに深く考えているのが勇者ウルノーガ説なのですよ(笑)
後、勇者が異変後に諦めて闇落ちしたから暗黒斬が使えると思いますし、ペルラやテオに人を恨んでは行けないよと言われるエピソードが用意されていると思いますね。
勇者が闇落ちした事もウルノーガは知っています。そもそも悪魔の子と呼ぶのはウルノーガだけですから。
ウルノーガが魔王になりたかった時系列はあるでしょう。なれなかったから屈した時系列もあるでしょう。
ということは、常さんのおっしゃる通り、ウルノーガは操られていたと思うのが普通です。そこから、
では誰が操ったの?となり、神の民や聖竜や大人ベロニカなどの可能性を探りました。ですが、どれも操られているように感じます。
ではエマが?とも考えましたが、どちらかと言うと聖竜の変わりに勇者を見守る役のような感じ。なら他に誰が?となり、予言者の女装へ。
今は、こんな感じです(笑)
あれは誰なのでしょうね?
聖竜とニズゼルファですが、
かたや光の源、かたや闇から生まれた存在ですから、元々相容れない存在として対立していた可能性はあると思います。
聖竜が一度死んだ戦い(11で描かれる邪神との戦いの中で一番古いもの)の時は恐らく、どちらが先でもない純粋な衝突だったのではないかと思います。
(ここから先はゲームでも語られたものになります)
敗れた聖竜はそのまま命の大樹となり、闇に覆われた不毛の大地を緑豊かな光の世界、ロトゼタシアへと作り替えます。
そこに、邪神が攻め込んで来ます。
大樹の魂を消し、再び闇で包む為に。
その時に邪神を阻んだのが、邪神が攻め込んで来る事を見越した大樹によって遣わされた先代勇者ローシュです。
消滅こそ叶わなかったものの、ニズゼルファの肉体と魂は分離、身体は空へと打ち上げられ魂はロトゼタシアに取り残されました。
それから時代は流れ、再び邪神の脅威が訪れようとしていました。
ニズゼルファ復活の時が近付いていたのです。
そこで大樹によって遣わされたのが主人公です。
邪神にとって数々の予定外(ウルノーガが魔王になり、ニズゼルファの肉体が封印された勇者の星が破壊されるなど)を挟みながらもとうとう、ニズゼルファは復活を果たします。
しかし、大変長いブランクがありました。
前回、聖竜を倒した後改めて攻撃を仕掛けた時にも長い時間を挟みましたがそれとは訳が違います。
今回の空白の期間、ニズゼルファの強大な力を持つ肉体は空に封じ込められ、他の存在に干渉する事さえ困難な魂だけがロトゼタシアに残されていた訳ですから。
それが長い長い時を経てようやく取り戻されたのです。
ですから、復活したとは言ってもすぐに100%の力を発揮出来るとは考えにくい。
むしろ病み上がりにも近い、本調子ではない状態でしょう。
かつてニズゼルファは、消滅こそしなかったけれどフルパワーで敗れている訳ですから、この状態で挑むのは得策ではない事を理解していた。
だからこそ、黒い太陽という結界の内側に篭もり、力が戻るのを待とうとしたのだと思います。
ローシュの時にも黒い太陽があった事、その内側は宇宙空間の様な闇であった事を踏まえると、
光に溢れたロトゼタシアの中でニズゼルファが自由に動ける範囲があの空間であり、同時に、(覚醒ケトスの角に突かれるなど)よっぽどの事が無ければ外から侵略される事無く力を蓄える事の出来る安全領域だったのではないでしょうか。
(ある神の民は「邪神の力が強まっている」と言いますし)
最短ルートで進めば邪神復活から数日もしない内に我々プレイヤーが邪神を倒す事になりますし、ニズゼルファは「何もしなかった」のではなく「仕掛ける暇も無かった」だけではないかな、と。
ウルノーガ(デルカダール王に取り憑いた状態)が主人公を「悪魔の子」と呼ぶのは『勇者こそが魔王を生み出す存在』という理屈だったのでは?
私は、
・当時のウルノーガは大樹の魂のセキュリティ突破の為に主人公が持つ勇者の力を得る必要があった
(この時勇者のつるぎは大樹の魂の中ですので)
・デルカダール王になりすましている以上、主人公を堂々と追う理由が必要だった
→そこで「主人公は悪魔の子」という嘘を広め、追い掛け回していたのだと考えていましたが……。
「悪魔の子」という呼称にそれ以上の意味が含まれているのだとしても、
主人公(=勇者)が居る
→大樹の魂のセキュリティ突破のを果たす(勇者のつるぎを手に入れる)為に勇者の力を利用したいウルノーガが主人公を狙う
→ウルノーガが勇者の力を得る
→勇者のつるぎは奪われ、大樹の魂の力も吸収される
→魔王ウルノーガ誕生
となる(一度なった)ので「主人公が魔王を生む」というのもあながち間違いとも言えないのかな、ぐらいに思っていました。
常さん
これだけ上手にまとめられているので、これ以上は僕に聞く事はない気がしますが……。
ちょっと変な方向へやり取りが向かっているので、常さんがおっしゃる事は理解した上でコメントを返している事を理解して頂けると嬉しいです。
その通りですのでね
こちらこそ暴走してしまってすみません……。
解釈が違っているかも知れない部分だと思うと、一つ一つ、私自身がどう解釈しているのか(=ふう船さんの考察・解釈とどこが違うのか)、自分がどこを理解出来ていないのかはっきりさせた方がいいのだと思ってしまってつい…………。
預言者の女装姿……「預言者」として一番多く登場する姿ですよね。
あの姿にはさほど深い意味は無いものだと思っていましたね……。
グラフィックの話になってしまいますが彼女の姿って、
青い髪ではあるけれど、ベロニカ・セーニャの育ての母親と同じ髪型で、服装は町でも確認出来る魔法使いの女性のものですから。
(2Dモードでは髪の色も含め、一般的な魔法使いの女性と全く同じ姿で登場していますし)
ホムラのテバ&サキとその母親や、プチャラオに居たブブーカの様なものだと…………。
でも、思い返してみると預言者ってカミュの前に現れた時は男性の姿だったんですよね。
何故主人公の前には女性姿で現れたのでしょう……。
常さん
こちらこそすみません。
常さんの確認の意味があるなら、おおよそ大丈夫だと思いますし、勇者ウルノーガなどの話はすっ飛んでますが(笑)、確定情報ではない話以外は正解だと思いますよ。
それで予言者ですが、前も書きましたけど異変後にカミュの前へホイミスライムの姿で現れます。これはボイスドラマのベロニカとセーニャの幼少期の話でモンスターと仲良しだった事や、僕は予言者をセニカだと思っているので(ウラノスがウルノーガになったので、セニカが代わりをつとめている)ラムダの住民のような予言者の女装は合ってるのではないかなと勝手に妄想しています。
そんな感じですね(笑)
ふう船さん
やはりふう船さんの考察の中にどうしても理解まで落とし込めない部分があり、恐らくこれ以上話してもずっと平行線なのではないかと考えてしまいます。
この先こうしてコメントする事は無くなると思います。
この記事の元の考察自体はとても気に入っていますので出来ればそのまま残して頂けると幸いです。
一ヶ月という短い期間でしたが楽しい時間をありがとうございました。
縁があればまたどこかで。
常さん
あなたの考察は違う、納得出来ないとおっしゃらない常さんは、とても素敵な心の持ち主だと思います。匿名のネット世界でこのような言葉を頂けただけで、とても幸せに思います。僕のくだらない記事でも書いた意味はありました。
コメントへ丁寧な言葉を選んで頂き、僕も本当に楽しかったです!
それと常さんは平行線とおっしゃりますが、常さんが平行線に感じたなら、それがその考察の自分なりの答えが出た証拠なのではないでしょうか?どうですかね?
ですから、例えば僕程度と考えが違っていてもアイツはアホだからわかってないと、言ってもしょうがないと笑ってくれればいいのですよ?(笑)
正解は、常さんが思った事です。だから平行線になったと感じたのは、自分が主張したい考察がまとまったからですよ。
そのキッカケになれた事が、僕はとても嬉しいです。
後、常さんの考察記事は喜んで残させて頂きますが、気が変わった時は連絡下さいね。
さらに後、これは完全に僕のわがままなのですが、他にも自信作が出来上がったら記事にさせて頂けると嬉しいです。
その理由は、正解でも不正解でもいいので色んな記事に色んな人が目を通すと、そこから閃く人が必ず出てくるからです。
例えば最近の僕でしたら、ウラノスとセニカの双子説です。こんなの正解じゃなくて構わないんですよ(笑)
でも、そこから記事を読んだ誰かの妄想が広がるんです。そうやって、バトンタッチのようにみんなで繋いでいくのが、僕は楽しいんです(笑)
またどこかでという言葉は、常さんの自信作が出来た時の当ブログコメントと思っています。例えばそうですねぇ……やっぱりエマの存在理由と正体なんてどうですかね?(笑)僕が知りたいので
なので僕は、やっぱりお別れみたいな言葉は使いませんからね(^o^)v
また楽しく遊びましょう!