ドラクエ11の冒険中盤、ドヤ顔のウルノーガは命の大樹で勇者の剣と紋章を奪った。
そう、ウルノーガは勇者が命の大樹へ勇者の剣を取りに行くことを知っていたのだ。
そして勇者の星と呼ばれる玉を、ウルノーガは悪魔の剣で一刀両断する。
そう、ウルノーガはニズゼルファが封印されていることを知っていて、しかもニズゼルファが復活することまで知っていたのだ!
勇者を倒した後、ウルノーガは部下たちにオーブを与えて魔王軍を強化した。そして、しつこいくらい勇者の生存を確認していた。
そうなのだ。ウルノーガは勇者が生きている過ぎ去りし時を知っていたのだ。
このように、ウルちゃんは何でも知ってるんですよね。まるで予言者はウルノーガなんじゃないの?ってくらい知ってる。まぁ、そうなんですけど……ということは?
ウルノーガは、一体どれだけ過ぎ去りし時をやり直したの?
少なく見積もっても、三回はやり直してますね。
ニズゼルファにやられた
まずはこれでしょう。ウルちゃん悔しかっただろうね。ニズゼルファが
強すぎた。
そしたら、先代勇者のローシュがニズゼルファを倒しちゃった!これにはウルノーガもピンときただろうね。
あれだ!あの剣があれば、ニズゼルファ倒せるわ!
ローシュを倒して勇者の剣を手に入れたけど、ニズゼルファにまたやられた
ウルノーガは、勇者の剣を装備できなかったんだろうね。
あ、この剣って紋章ないと使えないのかよ!
ローシュを倒すと紋章が手に入らないので、とりあえずニズゼルファを封印した
ウルちゃん考えたと思うよ?ニズゼルファを倒したいけど、倒せるのは紋章と勇者の剣を持つローシュだけ。
ウルノーガがニズゼルファを倒すには、その二つが必要だった。だけど、ローシュから紋章は奪えなかった。
で、ローシュにニズゼルファを倒させてからローシュを倒そうと、ウルちゃんは考えたと思う。
でもさ、
ローシュ>ニズゼルファ>>>>>>ウルちゃん
でしょ?
これではウルノーガは勝てない。だから、とりあえずローシュを倒してニズゼルファを封印しておこうと決めた。セニカ!ちゃちゃっと丸く納めてくれ!!
さて、後はニズゼルファをどうするか?
なんて考えてたら、ローシュの子孫にやられた
なんなの?誰だよアイツ。ローシュいねぇのに紋章持って勇者の剣使ってきたし!
なぁお前、年いくつ?16?ほほぉ……いいこと思いついちゃった!
赤ん坊の勇者から紋章もらっちゃおー!
ローシュからはもらえないからな。とりあえず俺はローシュを倒して、セニカに丸く封印してもらおう。
ここまでは完璧!
次は、あの紋章の小僧だ。赤ん坊の時に紋章を奪えば、勇者の剣が使えるぜ。
でもなぁ、どこのどいつかわかんねぇよなぁ……あ!王様だ王様。一番強そうなデルカダール王にでもなっとくか!
そしてウルちゃん、時来る!
ユグノアの坊っちゃんだったのか!よしよし、なら頂くとするか!
グレイグ・ホメロス「逃げられました……」
バカもーん!!
……いや、待てよ。16年後に、アイツは命の大樹へ勇者の剣を取りに行くんじゃね?俺が触るとバチッとしていてぇんだよな。大樹ムカつくわ。
ま、
その時、奪えばいいんじゃね?
そう、ウルノーガはわかっていたからドヤ顔だった
フハハハハッ!俺天才!見てよ?あの勇者の剣のダサいデザインからの悪魔の剣!これカッコいいだろ?
「報告します!ニズゼルファが復活しそうです!」
はぁ?バカ、よくわかんねぇけど急げ!はやくニズゼルファを真っ二つにするんだよ!先にバフパフ?知らねぇよ!俺は急いでるんだよ!
ズシャー!!
やったぜ!ニズゼルファ真っ二つにしてやった!これでロトゼタシアは俺のものだ!
「報告します!勇者生きてましたぁ!しかも、勇者の剣を持ってます!」
はぁ?なんで二本?
……ぐはぁ、くそぉぉぉ
もう完璧!マジで完璧だわ!
ローシュ不意打ち……
ニズゼルファ封印……
ユグノア王が絶対に邪魔しにくるから、お仕置きモンスターを配置……
16年後、命の大樹で紋章と勇者の剣を奪って俺好みのデザインにする……
浮かれないうちに、勇者をその場で止めを刺す……
即行でニズゼルファを真っ二つにする……
もう完璧!絶対完璧だわ!!
さて、命の大樹で紋章と勇者の剣を手に入れるとするか。
ぷっ。なんかもう、二回目とか知りすぎてて楽勝だわ!
ほれ、ホメロス行ってこい!
静かになったな……まぁ知ってるけどね。おいグレイグ、ついてこい。
……は?ホメロス倒れてるけど?あれ?あれれ?
いやいや、落ち着け落ち着け!まだデルカダール王だしバレてないからな。……にしても、ここに散らばってるかけらはなんだ?こんなのなかったよな?まぁいっか。でも、俺の悪魔の剣に似てる気がするなぁ……
なぁ勇ちゃん、ホメロス倒して平和になったからさ、パーティでもしない?ウチ来なよ!
よしよし、勇者は剣を手に入れたな。ちょっと油断しちゃったけど、結果は同じだわ。
そして夜這い!
さーて、その剣と紋章をもらっちゃおーかな~
ん?なんだ?この黒いやつ。いてっ!こら、邪魔するなよ。今度は勇者の息のねを止めるつもりなんだからさー……って、お前ニズゼルファじゃねぇか?
うわぁ……終わった。もう勇者から紋章も剣も奪えなくなっちゃったし、ニズゼルファも戻ってくるならどうにもならないじゃん。しかももう、ニズゼルファいないし。今頃体のとこにいるんだろうな……
俺知ってるんだよ?即行かないと、ニズゼルファ復活するからな。あの時さ、たまたまだけど紙一重だったんだから。
……だけど見てみな?勇者メッチャ怒ってるし。俺さ、戦ってる場合じゃないのよ?
ゆうしゃぁ、負けフラグ立てんなよぉ……
あーもうやめだ!辞め!予言者になるわ
何度やっても勇者に殺られる……やーめた!俺魔王とか辞めるわ。
思えばよくやったよなぁ……。ローシュの魔法使いまでやったし。今思うと、あの時は楽しかったなぁ。
ま、セニカがローシュの下へ戻るだろうから、俺は釣りでもしようかな。結局、ニズゼルファのせいであの海底王女をやっつける時間なかったからな。
そもそもグレイグやホメロスじゃ、あんな海深くは潜れないし。アイツが勇者を救ってたんだよなぁ。もういいけどさ。
こうなったら、エサ垂らして釣りまくってやる!元魔王のくせに小さいだと?うるせぇ!俺は予言者として優越感に浸るんだよ!アイツにニズゼルファをぶっ飛ばしてもらえれば、それでいいんだよ!!それより静かにしろ!魚がにげるだろ……平和っていいなぁ……
ウルノーガは大変だったね
今を生きる僕らも大変だけど、魔王になるのも楽じゃないね。ニズゼルファも大変だったけど、ウルノーガに比べればたいしたことないな。
ここでは僕の妄想がかなり入ってますが、本当にウルノーガは何回過ぎ去り時をやり直したのでしょうね(笑)
もしくは、やり直したかったけどやり直せなかったかもしれない。
そうとも考えられますね。
ニズゼルファが邪魔。でも勝てないから、勝てそうなローシュと行動を共にする。しかし欲が出た。勇者の剣があれば勝てそうだったので、ローシュとニズゼルファの二人を一気に片付けようとしてローシュを倒す。
でも、ウルノーガには紋章がないので勇者の剣が使えず倒せなかった。よって予定変更。ニズゼルファを封印して雲隠れ。セニカが怖かったから。
長い時を経て、魔力の弱まったウルノーガはデルカダール王の体を乗っ取る。
すると、紋章を持つ赤ん坊がユグノアで生まれたと聞く。ついにウルノーガにチャンス到来!諦めていたニズゼルファ討伐が叶うかもしれない。
でも、赤ん坊を逃がしてしまった。そこでホメロスの闇の心を利用して、力を与える。グレイグは忠実な表のしもべなので、赤ん坊の行方を追わせる。
そして、命の大樹でウルノーガの念願が果たされる。
即行でニズゼルファ討伐!黒いニズゼルファ、残念!体を失い、過ぎ去りし時へ戻るチャンスをうかがう。
そしてウルノーガは、勇者に倒されてしまう。(一回目)
勇者はベロニカのいる過ぎ去りし時へ向かう!黒いニズゼルファを連れて……
何にも知らないウルノーガは、命の大樹で戸惑う。そして、結局勇者にデルカダール城で倒されてしまう。(二回目)
俺も戻りたい……だが方法がわからない……ぐふっ
こんな感じだと、ウルノーガは過ぎ去りし時へ戻ってないかもしれないね。
でもさ、予言者はウルノーガじゃないの?って、僕は思ってるんですけど、どこかで確定的なシーンってあったかな?結構忘れちゃってます。
まぁ、僕はウルノーガが何回もやり直してたから予言者になったというのが、オチとしてはいいなと思います。
結局は、いいやつになったんだな!ってね。
予言者=ウルノーガが確定的は台詞やシーンがあったら、誰か教えてくださいな!
ではでは!ふう船の冗談シリーズでした。
はじめまして、ふう船様。
色々な方のドラクエ11に関する考察を拝見させて頂きましたが、ふう線様のウルノーガに対する考察は、非常に素晴らしく的を得ていると思います。
各シリーズに出てくる魔王と異なり非常にウルノーガは、計画的に物事を実行しています。まるで、これから起こる事が分かっているかのように、ピンポイントで攻めてきます。
私もなぜこんな手の込んだことをしてくるのだと思い少し考察してみました。
ドラゴンクエストは、勇者の冒険の物語と思われがちですが、題名にあるように「ドラゴンの冒険」の物語です、あくまでも。
そこで視点を、勇者からドラゴン(聖竜)に切り替えると、ふう船さまのウルノーガの考察が非常に的を得ているように見えます。
物語でも語られているように、邪神ニズセルファは、聖竜が誕生する前から存在していると語られています。これは、ギリシャ神話の世界が生まれるときの話に非常に似ています。恐らくベースになっている思います。それらを準えると、ニズゼルファ(混沌の神カオス)が居る世界に聖竜(大地の神のガイア)が生まれ、ウルノーガ(天空の支配者のウラノス)生まれたと予想されます。
これを、三者の目的と神話の神の特徴と考慮すると、
1、ニズセルファは、自分の世界に侵略してきた聖竜が邪魔だから消したい。
2、聖竜は、自分たちを消そうとするニズセルファを消したい。
3、ウルノーガは、聖竜が作ったロトゼタシタを支配したい。だから、ニズゼルファを消して聖竜の力が欲しい。とこのような、三つ巴の争いの形になっているのだと思います。
つけ様、ここまですごいコメントありがとうございます
やっぱりウルノーガは気になりますよね?
そうそう、ウラノスって、ウルノーガの善の心だったんですよね。あれ?なんかドラゴンボールでもそんな話かあったような……笑
でもそうなると、やっぱりウルノーガはかなり長い時をさまよっていた事になりますね。
いや、ウラノスかな?
そういえば、一番最初の黒いヨッチ族って、ニズゼルファですよね?
どう封印されてあの姿になったのかはわかりませんが、ヨッチ族とニズゼルファも関係ありそうですね。
昔ドンパチしてたかもしれない笑
ドラクエ11の世界は、結構ごちゃごちゃしてますね。
ふう船様、私もウルノーガは、かなり長い時間かけて、勇者から紋章力(恐らく命の大樹へのアクセス権)と勇者の剣(アクセスキー)を奪う戦略を立ててたと思います。6個のオーブを別々の所に配置して、上手く逃げれるように手加減して、気がつかれない様に、勇者を大樹に導くと。
ウルノーガは、世界(宇宙も含めて)を支配したいから、別に皆殺しとか虐殺を6魔王軍に命令しませんから。ただ、自分を殺せる可能性があるニズゼルファと聖竜と勇者に関係するものと人を潰していきますが、あとは無視してます。
恐らく、ウルノーガが本体で、聖竜の作った世界の外に本体(概念的なもの)があるのだと思います。しかし、聖竜が作った世界は時の概念があるので、その世界に入るためには、何らかの姿になる必要がるのだと思います。ウラノス(ローシュの仲間)になっているときも、ローシュ殺害後にニズゼルファにそそのかされたとか自己主張していますが、映像を見るかぎりニズゼルファの闇の力を吸い取ってますから、これが初めから目的だったのだと思います。
ただ、何度繰り返しても聖竜に裏をかかれるので、最後は聖竜側に下ったのだと思います。神話のウラヌスが時の神クロノスの力で時を遡り夫婦になったように。
これは、恐らく冒険の作ってやり直しが低コストで出来る聖竜と、失敗するとまた初めからやり直しになるウルノーガのコスパの違いなのかもしれません。
つけ様、度々遊びに来てくれてありがとうございます。
そっかぁ、ギリシャ神話の影響なんですねぇ。つけさんの考察はぴったりじゃないですか!本当すごいな……。
僕は、そこまで考えてなかったので、つけさんの考察は面白いです!多分当たりですね。
でもやっぱりウルノーガ好きですよ!つけさんもおっしゃってますけど、僕もね、ウルノーガはオーブを計算してばらまいたと思います。
ユグノアにもありましたしね?こんなの絶対ウルノーガのしわざですよね?すごい面白かった!
そうなんですよ、この記事書いてよかったと思ってます。ウルノーガが一番頑張ったんですよね。弱いのに。
もう勇者とかニズゼルファとか聖竜とか、羨ましくてしょうがなかったと思います。
だからウルちゃんとか書いちゃったんですけどね笑
なんか、ストーリー的に倒すべき敵なのに、隙がありすぎなんですよね。
詰めが甘いというか、なんとなく魔王って感じじゃない。命の大樹でのドヤ顔とか、本当に嬉しかったし待望だったんだなぁと思いました。
それで、やっぱりウルノーガは辞めだ辞め!俺預言者とかになってニズゼルファには仕返ししよー!ってなったんでしょうね。
まさに聖竜との共存を選んだ訳ですね。
なんかそう思うと、グレイグに勝てなかったホメロスを可愛がってたウルノーガも、可愛く見えてきますね。
ふう船様、たびたび失礼します。すこし、楽しくなってきました。みなさん、ロトシリーズと天空シリーズの考察はされるのですが、肝心のドラクエ11自体の考察をされませんので。
私は、本篇の考察をしっかりしないとロトシリーズへ天空シリーズへの繋がりは、分からない様にしてあると思います。
また、ふう船様の仰るように、ウルノーガは最終的に聖竜陣営に協力したのだと思います。その理由として、ベロニカという存在があります。この人物は、妹のセーニャともども出生が不明のようです(DS版では、森で拾われて来たとありました)。セーニャは、公式で言われているように賢者セニカの役割をもって生れてきたのだと思います。装備も共通ですし、ベロニカの特技や呪文も使用出来ます。
しかし、ベロニカに関しては、特に役割が無く、一見すると居なくても問題ありません。
そこで、ベロニカの特徴と何をしたかを考察してみました。
使える特技は魔法使いに特化している。
初見で勇者を認識した(事前情報無しで)。
魔王ウルノーガから自分以外を守って死ぬ。
魔王化した最強状態のウルノーガを倒した勇者自身と仲間の力を過去へ行かせる。
ウラヌス(ウルノーガ)からペンダントを貰い、クロスマダンテを授かる。
セーニャとケトスを強化させる
セニカを過去へ飛ばし、ローシュとユグノアを作り、紋章の力(アクセス権レベルを強化x 2)を今の勇者に継承出来るようにした。
このように、ベロニカが一回死んで、時間を逆行させることでニズゼルファを倒すことができる戦略をウルノーガ(協力関係にある)と戦略を練ったのだと思います。
また、魔法使いウラヌスの役割を背負ったキャラクターが唯一出てきません。しかし、べろには、魔法使いウラヌスと同じようなとんがり帽子と、杖をもっていますし、ベロニカを成長させるために、ペンダントによりベロニカの時間に干渉し、クロスマダンテを授けます。
ここからは私の想像ですが、ベロニカは、聖竜とウルノーガは協力して送り込んだ対ニズゼルファ決戦兵器だったと思います。逆にいえば、ニズゼルファは、ベロニカを消せば絶対に勝てます。だれも、ニズゼルファの空間にアクセス出来ませんから。
このように、やはりウルノーガ失くして聖竜は、ニズゼルファに勝てないのだと思います。ローシュの時も肉体は倒せても魂までは消滅出来なかったからセニカを過去に送ったのだと思います。
ウルノーガさんは、影の最大の功労者です。
いやいやいやいや、つけ様様!これはまたまた本当に面白い考察が出ましたね!
言われてみればそうですよ!勇者の剣を命の大樹へ返しに行こうと言ったのもベロニカです。
なんとなくさぁ、持ってても気持ち悪いじゃん?とか、訳のわからない事をベロニカは理由にしてましたね。
僕、なんかの記事で面白おかしくツッコミしてましたよ笑
でもつけさんの考察を聞いてると、確かにベロニカはおかしい。死する時は同じと言ったセーニャに対して、そうだといいわね……とも言いました。
これはすでに未来がわかっている台詞としか思えない。
その未来が、観念したウルノーガと聖竜との約束だったのでしょうね。
聖竜は、やっと会えましたね?と主人公に言ってました。一見そのままの意味に感じますが、これは勇者の剣を戻さないと聖竜は姿を現せないと知ってる人間がいないとおかしな話ですよ。
ベロニカしかいませんねぇ。魔力を吸われた時もそうです。ベロニカは魔力が戻ったのに、身長は戻らなかった。でも、ま~たごまかしてましたよね。
これは……ウルノーガは、一体何回過ぎ去りし時を繰り返したの?という記事ではなく、ベロニカは一体何回過ぎ去りし時を繰り返したの?という記事ですよ笑
もうひとつ謎なのは、ウラヌスと会っていたカミュの記憶が消えていた事ですかね。
これも妹とのイベントのひとつに思うんですけど、レッドオーブを持っていたカミュにお告げをする理由がこれかなと。
やっぱり単純に、ウラヌスにオーブを集めろと言われてる気がしますね。これは前のコメントの話かな笑
ちょっとベロニカに関する記憶が薄れてるので、薄いコメントで申し訳ないです。ただ、ベロニカがお告げを聞いていた可能性はありますね。
どこかでそんなにおいのするコメントをベロニカがしていたなら確定なんですけどねぇ。
ふう船様、やはりベロニカの不可解な言動に違和感を覚えてましたか。
そうなのです、彼女は、幼児のような背格好で、天真爛漫に振る舞うため、マッチポンプ的な言動が、カモフラージュされています。
私も初めは、ベロニカもウルノーガ同様に記憶を保持したまま、何回も過ぎ去りし時を繰り返したのではないかと思いました。しかし、それを行っている素振りも記憶もあるようには感じられません。
そこで、この世界の時間の流れを考察してみました。主人公が過去に行ったとき時間が巻き戻りましたが、実際には主人公の時間軸の延長線上に過去の時間軸が接続されています。世界の形を見ると過去に戻っていますが、主人公の時間軸は、なんら変わらず前に進んでいます。そのため、時を遡った人物の延長線上に新たな時間軸が出来あがるため、本人以外は明確に認識出来ませんが、周りの人物の過去に起こったことが無かったことになるわけでは無いので、主人公の仲間たちは、デジャブを起こしているのだど思います。
そう考えると、ベロニカ自身が、自分の意思で何回もやり直しをしているというよりは、ウラヌスか聖竜によってやり直しをさせられている可能性が考えられます。魔王化したウルノーガから、ベロニカ以外を救済できるまで。そのため、彼女は、自分が死ぬ時を何となく自覚していたのかもしれません。
そこで、ベロニカのベースになっている人物を考察してみました。やはり一番有名なのは、キリスト教のカトリックの聖人、聖ベロニカが当てはまります。彼女は、全ての人の咎を背負って処刑されようとしているイエス・キリストに唯一救いの手を差し伸べ、共に咎を背負おうとした人物です。また、面白いことに聖ベロニカの肖像画の多くは、赤い服を着ています。
さらに、デルカダールの紋章である双頭の鷲は、キリスト教のカトリックを国の宗教に定めている神聖ローマ帝国です。このキリスト教は、大蛇(ドラゴン)を悪魔と呼び目に敵にしています。丁度、聖竜により生み出された主人公(悪魔の子)のように。ちなみにユグノアは、ユグノーというキリスト教のプロテスタント派をベース設定されていると思われます。カトリックとプロテスタントは、敵対していましたから。
そう考えると、ベロニカに聖ベロニカの裏設定があっても不思議ではないのかもしれません。主人公は、聖竜やウラヌスによる対ニズゼルファ殲滅計画の柱であると同時に、それによって起こる犠牲を自らの咎として背負わされます。それを一緒に背負ってくれている存在がベロニカという存在なのかもしれません。丁度、魔法少女まどかマギカの暁美ほむらのように人知れず主人公を守る戦いをたった一人でしてきたのかもしれません。ホメロスが天空魔城で見せたベロニカのダークサイドはあながちウソでは無いかもしれません。もしこれが本当だと、彼女が裏の主人公と言えて、さらに人気が出てしまうでしょうね。
そのため、最後に剣を大樹に納めて聖竜と会ったときに、聖竜は「やっと会えましたね、ひかりのこらよ」と複数形で答えています。これは、明らかに実行部隊が複数いるという意味ですし、何千年も良きている聖竜が、たかだか主人公がうまれて16年待ったくらいでやっととは言わないと思います。そのため、ベロニカは何十回もやり直しをさせられていた可能性があります。
あと、カミュの記憶の謎というのは、どういった出来ごとだったでしょうか?そこの考察が私もまだできていません。
つけ様
セーブが教会でお祈りの形なので、堀井さんは聖書や神話を題材にしてるのですかね。僕は全然なので、聖ベロニカの話もホォ~……なるほど……と言った感じです。
今、ヨッチ族イベントでもらった復活の呪文でやり直してるのですが、森の中でベロニカ(成人)とセーニャが驚きながら出会うシーンがあったんですね。
それと、さりげなく命の大樹が竜に変わってタイトルが出ていましたね笑
ベロニカが魔力を戻すシーンを通りすぎましたが、特に過去へ戻った感じはしませんねぇ。カミュの記憶がなかったように、ベロニカはデジャブ的な感じで動いてるのかもしれません。
これやらなきゃ!みたいな笑
カミュは、お告げを聞いたから勇者と旅をする運命といっていました。お告げをしたのはウラヌスだと思いますけど、どうしてカミュだったのかは謎ですね。
後、ベロニカがホムラの里でさりげなく勇者にルーラを授けてましたね。
これも変と言えば変です。序盤なので、特にルーラが必要な訳ではないですし、その時点で飛べるのはデルカダール城下とホムラの里……
まぁ、多分なにもないと思いますけどね。
それでつけさんにお願いがあるのですが、このコメントが素晴らしいので記事に転載してもいいですか?
もっと多くのドラクエファンに見てもらいたいです。
なかなかコメントだと、読んでもらえないのでもったいないと思いました。
もしよければコメント下さい。
このブログに転載しても大丈夫なら、考察の続きを連載的に投稿できれば嬉しいです。
ふう船様
私の拙い考察で良ければご自由にお使いください。私個人のブログやホームページありませんので、著者権の問題などは無いかと思います。
オープニングで、ベロニカがラムダの里にある静寂の森から出てきて、時系列順に映像がで出来ますね。私も主人公が勇者の剣をベロニカが居る状態で掲げるのが、巻き戻し後の世界だと気が付いた時は、感嘆しました。
また、ベロニカですが、彼女は初めからルーラを使わないのに主人公に伝授できるし、ケトスを呼び出せる笛を持っています。大樹に行くためにラムダの里を目指すならルーラで行けるでしょうし、勇者の剣をウルノーガに邪魔されずに回収したいのなら、さっさとケトスを呼んで乗り込めば良いだけです。でも、これだとニズゼルファを消滅させることが出来ないため、ウルノーガ同様に手の込んだ作戦を行ったのだと思います。オーブを集めて世界に人脈と戦いの経験値を付けさせ、世界を壊させて、魔王ウルノーガにニズゼルファの肉体を処分させ、強くなった主人公をニズゼルファの封印が解ける時間軸に送る、これが本当の導きの指名なのかもしれません。
また、ベロニカは、主人公がセニカを過去に送ろうとしたときに、全く反対しませんでした。危険性とかを説明されていないからだと言えますが、なぜか主人公の考えていることを見抜いて背中を押しています。
これらを考慮すると、オープニングできょろきょろしながら歩いている静寂の森は、主人公が時間を遡った時に現れてた場所であり、彼女の時間も巻き戻された直前なのかもしれません。
あと、やはりふう船様の仰るように、ベロニカと同じくらいカミュは謎が多いですよね。
なぜ、カミュウにお告げを出したのか?
なぜ、疑いもなく主人公の十字架を一緒に背負ってくれるのか?
なぜ、盗んだレッドオーブを態々デルカダールの神殿に安置していたのか?
なぜ、崩壊後の世界で記憶を失っていたのか?
なぜ、カミュと妹のアジトに大樹の根が生えていたのか?
なぜ、出生が明らかになっていないのか?
彼の裏設定が分かれば、色々と謎が解けるのですが、海賊であり、義賊であり、カミュの名前にちなんだ人物が見当たりません。
つけ様
転載許可ありがとうございます。
そうなると、まずはふうさんとかでいいです笑
なんか様と呼ばれるのは丁寧で嬉しいのですが、さんでお願いします照笑
ここまでをとりあえずまとめてみますので、また新しい記事でコメント頂けたらと思います。
話がウルノーガからベロニカになってもいますので、ベロニカの記事を書きますね!
ふう船さん
では少しフランクにコメントしたいと思います。確かに、ウルノーガからベロニカに話が変わりましたね。ついでにカミュに移行しそうです。それでは、ふう船さんの斜め上から本質に切り込む考察を期待してます。
つけさん、
止めてくださいよぉ笑
僕は基本アホキャラなので。
つけさんの考察は楽しくてしょうがないので、僕はサブキャラでサポートしたいと思います。
ウルノーガ編、ベロニカ編と記事を分けましたので、コメントはどちらでも大歓迎です!
カミュは……何かありそうでなさそうでもありますねぇ。もう少しまとまるなら、記事にしてみたいですね。