小さいベロニカ
じゃ~ん!
ワシはロトゼタシアの物語を書いた時の守り神じゃ。なんじゃ?ふう船。なぜベロニカが子供のままなのか理由が知りたいじゃと?
仕方ないのう……お主の疑問に答えてやろう。特別サービスじゃぞ?
異変前のベロニカが小さいって、おかしいですよね?
ベロニカ?あの赤い少女じゃな。確かにあの少女は大きかったのう。しかし小さいままなのは変だと申すのか?
まぁよい。あれはな、聖地ラムダに伝わる恋の歌がヒントじゃ。
二人は双子。その願いは同じという訳じゃな。覚えておるか?セーニャという少女がベロニカが生き返るなら何でもすると言っておったな?
ほほっ。その顔はわかったようじゃな。
ベロニカとセーニャはな、また同じ葉として同じ時を過ごしたかったのじゃ。だが、どうしてもそれが叶わなかったから、時のオーブを利用したのじゃ。
なに?さすがじゃと?当たり前じゃ!ワシが脚本だからな。テヘペロ
荒野の地下迷宮と命の大樹のベロニカ
ふむふむ。確かに荒野の地下迷宮で、ベロニカはセーニャと約束した契りを語っておったな。そのベロニカが、命の大樹では命がけで仲間を救ったのが変じゃと言いたいのか?
そうじゃな。再び一枚葉として出会うのを願っていたベロニカが、自らセーニャを残して散ったのじゃからな。
ま、冒険の書を汚したのはワシじゃが……ムッ、だまっておれ!もう語らぬぞ?いいから早くニズゼルファを倒してまいれ!
まぁ……そこまで頭を下げられては許すしかないのう。えーと、なんじゃったかな……お、ベロニカか。
プッ……それより勇者よ!ベロニカじゃが、ワシが終末の炎をブッ放そうとした時の顔を見たか?メッチャ驚いていたな?ん?過去にワシがやったのかじゃと?バカモーン!あれはニズゼルファじゃ!ワシはお主らに思い出させようとやったのじゃ!
……とにかく。ワシはベロニカの願いを叶えてやったじゃろ?こうしてワシの前に二人揃って現れた訳じゃし。
ケトスとか言ったかのう。ワシのおかげで、あれの覚醒も出来たじゃろ?ワシと同じ色にしたのが、オシャレなポイントじゃ(笑)
なんじゃ?その怪しんだ顔は?
大人ベロニカではダメだったのですか?
考えてみよ?ダメに決まってるじゃろ。そもそもな、お主は覚えておらぬじゃろうが、荒野の地下迷宮の記憶はバラバラなのじゃぞ?あれは繋ぎ合わせたのじゃ。大人ベロニカの姿では、牢獄から出られなかったじゃろ?
それにじゃ。セーニャが倒れておったじゃろ?その姿にベロニカは驚いておったな?
……勇者よ、ワシはベロニカを驚かして喜んではおらぬぞ?たまたまじゃ。
ベロニカが焦ったのは、過去の記憶じゃ。セーニャはあの場所で倒れたのじゃよ。うむ、そうじゃ。やったのはワシの油性ペンじゃ。
苦労したじゃと?まぁ良いではないか。それより考えたか?どうすれば荒野の地下迷宮でデンダを倒せるのかをな。
ほほぉ。さすがワシの選んだ勇者じゃ。だからワシは、お主とカミュを旅立ちのほこらから飛ばしたのじゃよ。ベロニカに頼まれたじゃろ?助けてくれとな!
ベロニカがセーニャを助け、セーニャもベロニカを助けたの?
そうじゃよ?脚本はワ……こら、口をふさぐでない……。
これで荒野の地下迷宮は突破できたのじゃが、ワシのイタズラでダークオーブにやられたじゃろ?
まぁまぁ怒るでない、勇者よ。これは二人の運命なのじゃ。感動的じゃろ?
また二人は、命の大樹で切り離されるわけじゃ。ワシの脚本は天才的じゃな!
こら、勇者!聞いておるのか!戻ってこ~い!
そしてな?ん?知ってるじゃと?……まぁ待て。その通りじゃが、セーニャはまたベロニカのいる時系列へ戻ったのじゃな。うんうん、いい話じゃ。
な、なんじゃ?勇者よ。このワシに背を向けるとは何事……しまった!それはワシの脚本のクロスマダンテではないか!待て待て!双賢の姉妹!!勇者よ、止めよ~!
あ、そうじゃ。こやつらをヨッチ村へ移動させれば……えいっ。パッ……
ホッ、危なかったな。全く……神に逆らうとは何事じゃ。誰じゃ?あやつらをニズゼルファ撃退にまで能力を上げた奴は……
ワシか!?
まぁ、ワシが脚本じゃからな!
時の守り神さん、ベロニカの解説ありがとうございました!
ということで、今までよりアッサリしたベロニカの考察でした。ベロニカが小さくなったのは、意外にシンプルかもしれませんね。
これも一例として、これからもDQ11の大人ベロニカ考察をしていきたいと思います。
ではでは、ここまで読んで頂きありがとうございました。
ふう船さん
この記事の内容は、まさにその通りだと思います。
異変前は、ベロニカがやり直している時間軸なのでセーニャは、やり直しの記憶が無いはずです。そのため、ほわほわしています。
そして、ふう船さんが仰るように、ベロニカには、過去の荒野の迷宮で、事切れていたセーニャに遭遇したことがあるのでしょうね。以上に同様していましたからね。
カミュや勇者は、死んでいるという発想は、しませんでした。倒れているから、大丈夫かって感じでした。
ただ、ベロニカだけセーニャの死を想像していましたね。
異変前のベロニカは、何回の周回する内に、セーニャの生死に以上に固執するようになったのでしょうね。
過ぎ去りし時のベロニカは、勇者の生死に固執していますから。この時のベロニカ、時を繰り返していませんしね。
つけさん
つけさんのつぎはぎコメントから閃きまして、簡単に書きました。ベロニカが荒野の地下迷宮を抜け出すには、小さくならなくてはいけないですよね。おそらくですが、ベロニカを助けに来たセーニャは、デンダにやられたと思います。
それを大人ベロニカは牢屋から見ていたのでしょうね。おっしゃる通り、ベロニカだけ焦ってすし。
え?アンタ、私がわかるの?発言も、過去へ戻るのは一人だったからですかね。もしくは以前の記事の、姿がイメージになるパターンですね。
緑本は、異変後の話でいいと思います。命の大樹での出来事はリセットされてると思いますので、勇者の星も魔王の剣もないですよね。
今思いましたけど、ローシュが勇者の剣を作ったのは異変後の世界ですよね?
なので、やっぱり異変前の大樹にあったのは、ローシュの剣ですね。
ふう船さん
ローシュが勇者の剣を作ったのは異変後の世界だけだと思います。理由は、魔王の剣でダークオーブを破壊するためでしょうね。
あのホメロスというかダークオーブを破壊するために、世界をもう一つ作って勇者の剣と勇者を用意するしか方法が無かったのだと思います。
恐らくですが、赤本は、最後にセニカに成功ルートを見せて、やり直しさせることで、勇者の星や魔王の剣を使った成功ルートを確立したと思います。
流れとしてはこのような感じですかね。
ロト→ニズゼルファ討伐失敗→ローシュ→ニズゼルファ封印→ロト→ニズゼルファ討伐成功→セニカによるやり直し
これにより、
ローシュ→ニズゼルファ封印→ロト→ニズゼルファ討伐成功→セニカ、のスパイラルの構築に成功
つけさん
これはその通りですね。
となると、虹色の枝を持ち帰ったのはローシュですね。異変前の世界にはケトスがいませんし、異変後にケトスをそっちの世界へ釣り上げさせたのはセニカですね。
勇者たちが失敗したルートをローシュたちが修正し、再び過去へ戻ったセニカたちが、今度はサポート役になる。
さすがの考察ですね!
ふう船さん
ケトスの真の力を発揮するには、セニカの協力が必要だと、ウラノスが言っていますから、呼び寄せたのでしょう。勇者の剣の力を利用して。
そのため、過去に戻ったセニカは、ローシュを邪魔するウラノスを止めなかったと思います。魔王ウルノーガも必要ですから。
しかし、ローシュが死ぬ必要が無いので、ほかのメンバーには分からないようにどこかに隠したと思います。
その後は、勇者の剣を魔王の剣にさせるために、大樹に戻し、ローシュとユグノアを跡継ぎを作って、自分は忘却の塔でロトを待つことにしたのかも知れません。
つけさん
コメントに力がありますね!
前に導きの木の記憶が繋がっていないと推測しましたが、セニカの言ったあの人は、ローシュではなく主人公だったのでしょうね。
やっと、わざわざローシュをあの人と言ったセニカの謎が解けました!
セニカが倒れたローシュに抱きつき、次のシーンは古代図書館ですね。そして時のオーブ破壊に失敗して、時の賢者に。
過ぎ去りし時を経て、今度はローシュが勇者の星に。セニカはローシュの剣を大樹へ返還。
なるほど!
それなら聖竜がローシュを先代勇者と言った理由も、神の民の里にあるローシュ像が伝説の勇者ローシュなのも説明がつきますね!
つけさん、さすがです!
ふう船さん
ふう船さんが、多大な時間をかけてオリジナルデータと、考察をしてくださるので、私の中でも色々と疑問の解消と辻褄が合うようになりました。
恐らく初めは、ロト、ベロニカ、セーニャを作って駄目だった為、ローシュを作って、最後のセニカによる巻き戻して順番を入れ替えたのだと思います。
あと、エンディングのカミュが、セニカの巻き戻しを見て、こんなことが前にも一度あったことがあると言ったのは、ロトのことでは無くて、前の周回の成功ルートを確立するために行ったセニカの巻き戻しのことだと思います。
あと、過ぎ去りときで、魔道士ウルノーガを討伐すると異変後の世界の時の番人が映るため、異変後の世界が消えていないように思えますが、あの映像をどう解釈するかですね。
つけさん
いえいえ。つけさん始め、てこさんやssさんから凄いコメントを頂けたので、僕はここまで来れただけですよ。
本当に感謝しています!
セニカの件ですが、ロトが時のオーブを破壊して世界を巻き戻していますので、壊れたオーブのシーンは過ぎ去りし時でいいのかなと思います。
でも、あのシーンがあのタイミングで挿入される意味がわかりませんね。
1つ思うのは、ロトはローシュを伝説の勇者にする為にウルノーガを倒したのですかね?
結果的にベロニカが生き残る記憶がウルノーガ(ウラノス?)に残りますので、もしかするとウラノスはウルノーガにならなかったのかもしれません。
冒険した世界は、すでにローシュは伝説の勇者になっていますので、悪夢から覚めの記憶は魔道士ウルノーガを倒せなかったからやり直したのですかね。
それが上手く行ったので、あのキランというシーンが生まれたのかなと思います。