伝説の勇者ローシュとセニカ
ドラクエ11でニズゼルファを倒すと、主人公(ロト)の称号は伝説の勇者になります。そしてローシュは、同じ伝説の勇者として神の民の里では石像になっています。
ですが、僕らの知るローシュは勇者の星になった悲劇の勇者ですよね?
そして聖竜も、ローシュを先代勇者と言います。
ローシュはニズゼルファを倒した伝説の勇者なのに、なぜ勇者の星となった過去や伝説の勇者となった過去が混在しているのか?
それは、セニカが時のオーブを破壊して過ぎ去りし時へ戻ったからです。(当たり前?笑)
ですが主人公の成功ルートは、時のオーブ破壊を数回繰り返した結果になりますね。そしてローシュとセニカのおかげで、伝説の勇者ロトがニズゼルファを倒したベロニカさん監修の赤本が完成しました。
まずは先代勇者ローシュと賢者セニカのおさらい
ローシュは、セニカ・ウラノス・ネルセンと共に邪神ニズゼルファへ挑んだ。しかし、ウラノスの野望に阻まれる。その後ロトゼタシアは、数百年の闇の世界(異変後)へと変わる。
ネルセンは試練の迷宮を作り、セニカは時の賢者として忘却の塔へ。そしてウラノスの善の心が、予言者となった。
ここから、
ラストシーンの赤本に記された、ローシュとセニカの物語が始まります
セニカが過ぎ去りし時へ戻り、ローシュは伝説の勇者になった
赤本の主演は勇者ロト、脚本はベロニカですね。もしラストシーンの赤本を読んでいた人物がセニカなら、
そこにローシュがいないのは、結局ローシュは勇者の星になったからです。あのラストシーンは、少なくともローシュが勇者の星になる二回目の時系列ですね。
ローシュが勇者の星になった一回目では、皆さんご存じの通りローシュはウラノスにやられています。なので、ローシュはニズゼルファを倒して伝説の勇者にはなっていません。聖竜が言った先代勇者のままですね!
ローシュがニズゼルファを倒して伝説の勇者になったのは、セニカが時のオーブを破壊した後の事。聖竜がローシュを先代勇者と呼ぶ理由は、結局ロトゼタシアの歴史が、勇者ロトによってニズゼルファが倒された歴史に収束したからです。
ローシュと勇者ロトによる、ニズゼルファ討伐の順番
共に伝説の勇者となったローシュと勇者ロト。では、どうしてこのようにロトゼタシアの歴史が収束したのか?ですね。
その前に、いにしえの勇者を考察しなければなりません。ここでは、
いにしえの勇者=勇者ロト
とします。
ですが、主人公勇者→先代勇者ローシュ→伝説の勇者ロト→伝説の勇者ローシュの順番かもしれない事も前提にしますね。
いにしえの勇者像の邪神との争いは、ローシュの前かもしれませんので。
1.勇者ロトは邪神から世界を救っている
映像は、オープニングの勇者の剣・真を天空の祭壇で振り上げる勇者ロトと思われます。
これは、ムンババを聖獣ムンババに戻したのと同じ事をしてますね。いにしえの勇者が邪神から世界を救ったと語られますが、邪神ニズゼルファとは誰も言いません
このイベントですが、ユグノア地方に勇者像が立っているので、勇者ロトはいにしえの時代に邪神から世界を救っていると歴史が収束しました。
この後、勇者ロトはローシュがニズゼルファを倒す為に、勇者の星になったと考えられます。
2.セニカが過ぎ去りし時へ戻り、ローシュがニズゼルファを討伐
セニカによる一回目の時のオーブ破壊です。
伝説の勇者ローシュの誕生ですね。
2.1セニカがウルノーガを生み出した?
セニカが過去へ戻ったことにより、ローシュは伝説の勇者になれました。しかしここで、ウラノスが時のオーブを破壊したのかもしれない。だからウルノーガが誕生してしまった可能性があります。
この画像の台詞の意味ですね。
魔王ウルノーガが勇者を気に入らないのは、伝説の勇者になったローシュへの嫉妬かもしれませんね。ウルノーガに人間味があります(笑)
※この異変後の世界で、大人ベロニカが時のオーブを破壊している可能性があります。その記事はこちら。
3.ウルノーガが誕生した為、ローシュは勇者の星になった
こうして伝説の勇者ローシュは、勇者の星になったと思います。でも一周してきたセニカは知っています。勇者ロトが、未来で邪神ニズゼルファを倒すとね。
※ウルノーガ誕生は、セニカ二回目かもしれません。
4.伝説の勇者ロトの誕生
異変後の世界を挟みますが、このようにロトゼタシアの歴史が繰り返されて勇者ロトの成功ルートが出来上がったと思います。
赤本のスタートがどこなのかわかりませんが、今回はラストシーンから過ぎ去りし時を求めた勇者ロトをスタートにしました。
過ぎ去りし時を求めたセニカは、明らかに初めてではありません。僕は緑本が主演勇者ロト・脚本セーニャと思っていますので、異変後の話は赤本にはないと思います。
赤本をまとめますと、
過ぎ去りし時を求めた勇者ロトは、闇落ちした聖竜から世界を救った。同じく過ぎ去りし時を求めたセニカは、ローシュたちと邪神ニズゼルファを倒した。その後、ウルノーガ誕生も止めた。
このようになると思います。
まだまだ穴だらけなので、皆さんのコメントお待ちしておりますね!
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。
ふう船さん
段々とスッキリしてきましたね。
私の考察の足りない部分が綺麗に補足されていて助かります。
ふう船さんの仰るように、聖竜は過去に一度闇落ちして邪神化したのでしょうね。
そしてその場合、打つ手が無かったのでしょう。聖竜は、命の大樹の状態にしてからでないと邪神化していますのでしょうね、肉体を持っていると。
あと、やり直していて思ったのですが、ロトが自分の意思で決断して実行したことは、時のオーブを破壊して時を巻き戻したことだと思います。
彼にとっては、異変後の世界の仲間の絆よりも取り返したいものがあったのでしょうかね?
明確な意思を持って、躊躇なくオーブを破壊しますよね。お涙頂戴にも全くぶれない意思は、お人よしの成せる業ではありません。
ふう船さんの仰るようにロトは、非常にウルノーガさんがやったことを憎んでいますよね。私は、時を遡るときに泡のように出で来る映像は、すべてロトが失ってしまったことがある変えたい過去のような気がします。
つけさん
ここまでこれたのは、つけさんのおかげです。本当に他のドラクエ11考察は、まとめだから似ているだけにまだたどり着いてないですし、だからドラクエ11そのものの考察までたどり着いてないです。
僕の記事やつけさんの考察のパクリでもいいので(情報元としてリンクして欲しい笑)、制作側を驚かして欲しいものです……。
勇者ロトが感情を見せたのは、ベロニカ復活?の時だけですね!おっしゃる通り、勇者ロトがウルノーガさんを恨んでいたのはベロニカが犠牲になったからでいいかなと思います。
異変後の時系列はベロニカの真相を知る前にバクーモスと戦いますけど、大人ベロニカっぽいセーニャがやり直してるので記憶は収束していると思います。
後、時のオーブ破壊の記憶たちですかぁ!確かに最後がエマなんですよねぇ。そしてそれはネルセンが願いとして用意してました。
でも、そもそも願いにしたのは変ですねぇ。ネルセンを無視してクリアーすると、エマは繰り返しのようにイシの村で暮らそうと言うだけですし。
あ、それと聞きたい事がありました。
カミュが俺の事を覚えておいてくれよな!と言ってからオープニングですけど、あれは異変後の世界に見えますか?
あの場面から時のオーブをベロニカが破壊して、異変前になってると思うのです。
勇者ロトが馬にまたがり、見上げると牢獄カミュを思い出すかのようになりますよね?すでに勇者ロトは、牢獄にカミュがいるのを知ってますよね?
それから異変前で、ベロニカのいない異変後へ。異変後の世界を知るベロニカは、仲間の生きている異変後の時系列を作った。
こんな感じに考えてますけど、どうですかね?
ふう船さん
お返事するのが遅れました。
仰るように、その可能性は、高いと思います。
時を巻き戻した副作用として、記憶の一部が忘れ去られているように思えます。
ベロニカにしても、ロトにしても、プレーヤーを冷や冷やさせるのは、記憶の混濁があるのだと思います。
恐らく、巻き戻った時間の自分自身と融合することで、記憶が混濁するのだと思います。
そのため、カミュの言葉を思い出しているように見える感じから、ロトだけは、他人に巻き戻されても多少の記憶を保持しているのかもしれません。
ほかのメンバーは、デジャブ程度ですが。
つけさん
いえいえ、気を使わせてしまって申し訳ありません。コメントはいつでも歓迎ですから。
異変前のキャラたちの記憶がデジャブ程度!これだから会話がおかしいんでしすよね。まるで初めてロトゼタシアを冒険しているかのように話しますので。
特にベロニカは、行動と台詞が合いませんね。
この辺のつじつまを、もっと合わせて逝きたいですね!